■株主還元策
天昇電気工業<6776>は2017年3月期からは年間3.0円の配当を継続してきたが、2024年3月期から年間5.0円へ増配した。進行中の2026年3月期は減益予想であるが、前期と同額の年間5.0円配当を予定している。主要顧客がトランプ関税の影響を受けたことから同社の足元の業績は足踏み状況にあるが、今後業績が再び拡大期に入ればさらなる増配の可能性もあると弊社では見ている。今後の業績動向と株主還元策に注目したい。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
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