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日経平均は214円安でスタート、三井金属や伊藤忠などが下落

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[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;50312.85;-214.07
TOPIX;3419.15;-7.37

[寄り付き概況]
 30日の日経平均は214.07円安の50312.85円と続落して取引を開始した。前日29日の米国株式市場は続落。ダウ平均は249.04ドル安の48461.93ドル、ナスダックは118.75ポイント安の23474.35で取引を終了した。年末に向けた利益確定売りが先行したと見られ、寄り付き後、下落。トランプ大統領が実施したウクライナ、ゼレンスキー大統領との会談後の電話会談でロシアのプーチン大統領がウクライナにより大統領府が攻撃されたと主張したことがわかり、和平案締結の期待後退でさらに売られ、終日軟調に推移した。

 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場で株価の重しとなった。また、外為市場で1ドル=156円00銭台と、昨日15時30分頃と比べやや円高・ドル安方向で推移していることが東京市場で輸出株などの株価を抑える要因となった。さらに、東京市場は明日から年末年始休暇となることから、積極的な買いを見送る向きもあった。一方、昨日の東京市場で日経平均が下落したものの、節目として意識される50500円を上回って取引を終えたことから、株価の下値は堅いとの見方もあったが、寄付き段階では売りが優勢だった。

 セクター別では、非鉄金属、証券商品先物、石油石炭製品、銀行業、化学などが値下がり率上位、その他製品、小売業、精密機器、食料品、陸運業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、住友鉱<5713>、三井金属<5706>、DOWA<5714>、JX金属<5016>、ソフトバンクG<9984>、フジクラ<5803>、KOKUSAI<6525>、伊藤忠<8001>、古河電工<5801>、IHI<7013>、信越化<4063>、三菱重<7011>、川崎重<7012>、ホンダ<7267>、東エレク<8035>などが下落。他方、富士通<6702>、村田製<6981>、パナHD<6752>、ファーストリテ<9983>、ソニーG<6758>、レーザーテック<6920>などが上昇している。

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