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NYの視点:米3月雇用統計:先行指標は小幅改善を示唆

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米労働統計局が発表する3月雇用統計で失業率は2月と同様4.4%を維持する見込みとなっている。非農業部門雇用者数は+6.5万人と2月-9.2万人から増加改善が見込まれている。

最新の米先週分新規失業保険申請件数(3/28)は9000件減の20.2万件と前回21.1万件から増加予想に反し減少し、1月初旬来で最低とり労働市場の底堅い証拠となった。また、雇用統計の先行指標のひとつ民間部門の雇用統計となるADP雇用統計は+6.2万人と、2月+6.6万人から伸びが鈍化したものの予想を上回り堅調な結果。一方で3月ISM製造業景況指数の雇用は48.7と、2月48.8から予想外に低下。23年10月以降30カ月連続で50を割り込んだままで、製造業の雇用は依然冴えない。

コンファレンスボードが発表した3月消費者信頼感指数で労働市場動向を反映するとエコノミストが注目している「雇用は十分27.3%」と「仕事を見つけるのが困難21.5%」の差は2月の5.7から5.8へ拡大し若干の改善が見られた。

チャレンジャー・グレイ・アンド・クリスマスが発表した米3月のチャレンジャー人員削減数は前年比-78%と、2月の―71.9%の60620人と、2月から増加も予想を下回った。

製造業の雇用は依然冴えないが、全般的に米国の3月雇用は2月から改善が示唆されている。予想通りに雇用の改善が見られると、更なるドル買い材料となる。

■3月雇用先行指標
●ADP雇用統計:+6.2万人(予想:+4万人、2月:+6.6万人)
●ISM製造業景況指数雇用:雇用:48.7(予想49.0、2月48.8)

●コンファレンスボード消費者信頼感指数
雇用
十分:27.3(26.7)
不十分:51.2(52.3)
困難:21.5(21.0)

6か月先
増加:15.4(16.0)
減少:27.9(26.2)
不変:56.7(57.8)

所得
増加:19.2(18.4)
減少:13.9(12.5)
不変:66.9(69.1)

■市場予想
・米・非農業部門雇用者数:予想:+6.5万人、2月:-9.2万人)
・米・失業率:予想4.4%、2月:4.4%
・米・平均時給:前月比+0.3%、前年比+3.7%、2月:+0.4%、+3.8%)

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