fbpx

ドコモが「4割値下げ」新料金発表、翌朝の株価はどう反応したか?

NTTドコモが新料金プランを発表、株価への影響は?

「ギガホ」と「ギガホライト」2つの料金プランを用意

4月15日、NTTドコモ<9437>が新料金プラン、月額6,980円の「ギガホ」と月額2,980~5,980円「ギガライト」を発表しました。いずれも音声通話プラン、ネット接続サービス(spモード)、データ通信を一体提供するパックプランとなっています。5月22日からプラン変更予約を受け付け、提供は6月1日から。

※参考:報道発表資料-NTTドコモ(2019年4月15日公開)

総務省による携帯電話販売の「完全分離プラン」の方針を受け、最大4割値下げの新料金として発表したものの、実際に値下げになるのは「家族で3回線以上利用し、月のデータ使用料が1GB未満」という限定的なものだったため、ユーザーからは早くも「混乱する」「実質値上げではないか」という否定的な意見もでています。

<関連銘柄の4月16日前場の株価>

NTTドコモ<9437>→前日引値2,304.5円 寄付2,402円/高値2,429円/安値2,377.5円 前引値2,392円
KDDI<9433>→前日引値2,385円 寄付2,535円/高値2,551.5円/安値2,504円 前引値2,523円
ソフトバンク<9434>→前日引値1,294.5円 寄付1,350円/高値1,361円/安値1,316.5円 前引値1,334.5円
楽天<4755>→前日引値1,073円 寄付1,048円/高値1,075円/安値1,031円 前引値1,069円

キャリア4社の前場の株価動向は?

キャリア3社のギャップアップで、日経平均を100円押し上げる動き。その後、下がる日経平均を後目に比較的堅調な推移を見せた。

NTTドコモ<9437> 5分足(SBI証券提供)

NTTドコモ<9437> 5分足(SBI証券提供)

KDDI
<9433> 5分足(SBI証券提供)

KDDI<9433> 5分足(SBI証券提供)

ソフトバンク<9434> 5分足(SBI証券提供)

ソフトバンク<9434> 5分足(SBI証券提供)

楽天<4755> 5分足(SBI証券提供)

楽天<4755> 5分足(SBI証券提供)

ドコモ新料金プランに対する投資家の声は…

オトクなプランと銘打ちながらも、本当にオトクなプランなのかイマイチしっくりこないという印象。そのため、ライバルのKDDIの株価も一緒に大きく上げたという見方も。

image by: TK Kurikawa / Shutterstock.com

【関連】アップルカード誕生は日本のおかげ、Suicaや楽天カードから学んでクレカ業界の頂点へ=岩田昭男

【関連】新紙幣の経済効果1.6兆円は大嘘、なぜ安倍政権はキャッシュレス化に逆行する発表をした?=斎藤満

【関連】金正男殺害すらも演出?世界に無視されると滅ぶ北朝鮮と、交渉を長引かせたい米国=江守哲

いま読まれてます

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

MONEY VOICEの最新情報をお届けします。

この記事が気に入ったらXでMONEY VOICEをフォロー