14日の日本株市場は、買い先行で始まった後も、押し目待ち狙いの買い意欲の強さが意識されそうだ。13日の米国市場は、NYダウが301ドル高、ナスダックは280ポイント高だった。週末の米国とイランの和平交渉は合意に至らず、原油相場の上昇が嫌気されて売りが先行した。その後、トランプ米大統領は、イラン側が和平交渉を巡って接触してきたと発言。イランとの協議は継続しているとの期待から買い戻しの動きが強まり上昇に転じた。シカゴ日経225先物(6月限)清算値は大阪比1080円高の57660円。円相場は1ドル=159円30銭台で推移。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、買いが先行して始まることになろう。日経225先物はナイトセッションで56410円まで売られた後に切り返しており、終盤にかけて上へのバイアスが強まると、一時57750円まで上げ幅を広げる場面もみられた。また、米国ではナスダック指数が9日続伸となったほか、フィラデルフィア半導体(SOX)指数は連日で史上最高値を更新しており、指数インパクトの大きい値がさハイテク株への支援材料になりそうだ。
昨日の日経平均株価は反落となったが、売り一巡後は底堅さが意識されていた。東エレク<8035>の下げが重荷になったが、指数へのインパクトは150円程度であり、前週末の上昇に対する反動安の範囲であった。また、前週末に急伸したファーストリテイリング<9983>も反落ながら高値圏での推移が目立っており、中東情勢にも耐性がついてきたようである。積極的な上値追いの動きは手控えられそうだが、押し目待ち狙いの買い意欲は徐々に強まってくることになりそうだ。
とはいえ、米国では決算発表が本格化してくる。ゴールドマン・サックスは決算を受けて下落したことで、次第に決算内容を見極めたいとする模様眺めムードが強まりやすい一方で、決算評価の銘柄には値幅取り狙いの資金が集中しそうだ。なお、昨夕決算を発表したところでは、マーキュリー<5025>、アークス<9948>、阿波製紙<3896>、カーブスHD<7085>、CVSベイ<2687>、ハブ<3030>、ELEMENTS<5246>、IDOM<7599>、ARアドバンスト<5578>、ククレブ<276A>、バッファロー<6676>、No.1<3562>、新光商<8141>などが注目されよう。
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