13日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■ソフトバンクグループにらみの相場展開
■パナソニックH、26/3営業利益 44.6%減 2364億円、27/3予想 132.6%増 5500億円
■トヨタ自<7203>ダイハツ工業、マレーシアでHV生産、国産化政策に対応
■ソフトバンクグループにらみの相場展開
13日の日本株市場は、売り一巡後はこう着感が強まりそうだ。12日の米国市場は、NYダウが56ドル高、ナスダックは185ポイント安だった。4月のコア消費者物価指数(CPI)が予想以上に加速したことで、インフレを警戒した売りが先行した。米国とイランの戦闘終結に向けた協議を巡る先行き不透明感が高まるなかで、原油先物相場は1バレル=102ドル台に上昇したことが重荷になり、半導体やAI関連株に利益確定の売りが出た。一方で、ディフェンシブ株の一角が買われ、NYダウを支えている。シカゴ日経225先物は大阪比160円安の62500円。円相場は1ドル=157円60銭台で推移。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、売り先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時61800円まで売られる場面もみられたが、終盤にかけて買い戻されており、日中比150円安の62510円で終えた。日経225先物はボリンジャーバンドの+1σと+2σとのレンジ内での推移を継続しており、ナイトセッションで+1σ水準まで調整してきた。レンジ下限までの調整を経て、押し目狙いのスタンスに向かわせやすいだろう。
米国では相場をけん引してきた半導体やAI関連株に利益確定の売りが出ていることで、指数インパクトの大きい値がさハイテク株には利食いが入りやすいだろう。引け後に決算発表を控えているソフトバンクG<9984>辺りが弱含みの展開になるようだと、他の半導体やAI関連株には売り仕掛け的な動きも入りそうである。ただ、トランプ大統領は14日から2日間、中国の習近平国家主席と北京で会談する予定であるため、短期的な売買が中心になるだろう。下へのバイアスが強まる局面では、その後の買い戻しを狙った動きが入りやすいとみておきたい。
米国市場の流れからディフェンシブ株に資金がシフトすることになろうが、リバランスの範囲と考えられるため、短期的な動きにとどまる可能性はある。そのため、基本的には半導体やAI関連株の押し目を探りたいところであろう。そのほか、決算発表がピークを迎えるなかで、昨夕発表したところではKDDI<9433>、花王<4452>、ダイキン工<6367>、資生堂<4911>、オリンパス<7733>、東急<9005>、フジHD<4676>、出光興産<5019>、参天薬<4536>、マクドナルド<2702>、ミネベア<6479>、USS<4732>、NISSHA<7915>、日化薬<4272>、不二製油<2607>、ニプロ<8086>、太平洋セメ<5233>、ALSOK<2331>、オークマ<6103>、ゼンショーHD<7550>辺りが注目される。
■パナソニックH、26/3営業利益 44.6%減 2364億円、27/3予想 132.6%増 5500億円
パナソニックH<6752>が発表した2026年3月期の連結業績は、売上高が前期比4.8%減の8兆487億2200万円、営業利益は同44.6%減の2364億700万円だった。ビオニクス事業では、機内エンターテインメント・通信システム、機体メンテナンス・リペアサービス需要が拡大。プロセスオートメーション事業では、生成AIサーバーを含めたICT業界の需要を受注に結びつけた。2027年3月期の連結業績は、売上高が前期比5.6%減の7兆6000億円、営業利益は同132.6%増の5500億円を計画。
■前場の注目材料
・日経平均株価は上昇(62742.57、+324.69)
・NYダウは上昇(49760.56、+56.09)
・高市内閣による防衛費増額などの経済政策
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・トヨタ自<7203>ダイハツ工業、マレーシアでHV生産、国産化政策に対応
・住友化学<4005>半導体後工程に照準、仮固定材を量産
・NTN<6472>日本精工と統合、来年にも共同持ち株会社
・大成建設<1801>自動倉庫の耐震化コスト40%減、マスダンパー開発
・パナソニックHD<6752>売上高1.3兆円、29年3月期、AIインフラ事業拡大
・ミネベアミツミ<6479>パナソニックHDの車載モーター買収、製品群を拡充
・マツダ<7261>EV比率下げ、30年に15%、投資3000億円減
・ニフコ<7988>DC部品参入、樹脂製マニホールドなど
・住友電工<5802>3年で1兆円、DC向け光通信製品増産
・NTT<9432>“柔らかさ”スマホで体感、錯覚用いて質感表現
・ダイキン工業<6367>新中計、「稼ぐ力」再強化、ソリューション事業拡大
・NEC<6701>31年3月期営業益2倍に、AI・安保技術両輪
・新電元工業<6844>電費向上・車重を軽減、大電流モジュール開発
・NEC<6701>3D点群データ軽量化、AIで高精度変換
・澁澤倉庫<9304>名古屋鉄道から子会社取得、収益基盤を再構築
・大和ハウス工業<1925>米南東部の住宅企業買収
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 3月経常収支(予想:+3兆8965億円)
<海外>
・特になし
いま読まれてます
記事提供: 
元記事を読む