14日の日本株市場は売り一巡後の底堅さを見極めながらの相場展開になりそうだ。13日の米国市場はNYダウが138ドル安、ナスダックは408ポイント安だった。トランプ米大統領は、イランに対する海上封鎖を再開すると自身のSNSで表明した。これを受けて原油相場が上昇したほか、米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事が利上げの可能性に言及したことで米長期金利が上昇したことも重荷になった。シカゴ日経225先物は大阪比115円高の67375円。円相場は1ドル=162円40銭台で推移。
日経平均株価は、売りが先行して始まることになりそうだ。シカゴ先物は大阪比で上昇したが、日経225先物はナイトセッションで68050円まで買われた後に軟化し、67070円とナイトセッションの安値で終えている。先物主導で売りが膨らみやすいほか、米国では半導体株の下げが目立っており、SOX指数の下落率は4.7%となった。この流れから指数インパクトの大きい半導体やAI関連株には持ち高圧縮の動きが強まりそうである。
また、前日には韓国のSKハイニックスは急落しており、韓国KOSPI指数は支持線として意識されていた75日線を割り込んでいた。米国の流れから本日も下へのバイアスが強まるようだと、東京市場においてもアドバンテスト<6857>や東エレク<8035>、キオクシアHD<285A>、ソフトバンクG<9984>などへの売り圧力が強まりそうだ。
一方で、三菱UFJ<8306>が最高値を更新し、時価総額でトップに浮上した。米金利先高感や米国では主要金融機関の決算発表が本格化することで、金融セクターに資金が向かいやすいだろう。そのほか、中東情勢の緊迫化が警戒されるなかで防衛関連の一角にも資金が向かいやすいと考えられ、相対的にTOPIX型への資金シフトにつながりそうである。
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