[本日の想定レンジ]
16日のNYダウは105.67ドル安の52552.97ドル、ナスダック総合指数は387.28pt安の25881.95pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比800円安の66040円だった。本日は、米国株安を背景に人工知能(AI)関連株中心に売りが続きそうだ。15日の東京市場は、米韓半導体関連株の動向を背景に人工知能(AI)関連株中心に値を崩し、日経平均は約1週間ぶりに66000円台に下落して終了した。ローソク足は陰線を形成し、再び下げに転換した5日移動平均線(67826円)を下回り、売り圧力の強さを窺わせた。15日の米国市場は、半導体・AI関連株への売りが続いたことなどから主要株価指数は下落した。なかでも、SOX指数は4%を超える下げとなった。半導体受託生産世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)が16日に2026年4-6月期の決算を発表。市場予想を上回る結果となったが、好決算は株価に織り込み済みで利益確定売りに押されTSMCは下落。米国市場でもエヌビディアが2%超安、アドバンスト・マイクロ・デバイセズが5%超安となるなど、半導体・AI関連株の下げが目立った。また、「傘下のグーグルが最新版のAIモデルの提供が予定よりも数カ月遅れている」と米メディアが報じ、アルファベットが4%を超える下げとなったことも投資家心理を圧迫したようだ。ナイトセッションの日経225先物は65000円台へと急落しており、本日の東京市場は前日に引き続きAI関連株が値を崩す展開となりそうだ。また、ホルムズ海峡の通航条件を巡り、米国とイランの対立が再び激化していることも投資マインドを萎縮させることになるだろう。加えて、三連休を前にした週末のため、持ち高調整の売りが膨らむ可能性もあるだろう。一方、半導体・AI関連株を避けた投資マネーは出遅れ感のある割安株などに向かうことも想定され、自動車や商社、鉄鋼株などには値を上げる銘柄が出てくるかもしれない。しかし、下値のめどとして意識されている週足の一目均衡表の転換線である66000円近辺を大きく下回りそうで、調整局面が長期化する可能性がありそうだ。上値メドは、心理的な節目の68000円や25日移動平均線(69206円)、心理的な節目の70000円。下値のめどは、心理的な節目の65000円や6月11日の高値(64395円)、64000円などが挙げられる。
[予想レンジ]
上限66000円-下限65000円
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