■株主還元策
SBIリーシングサービス<5834>は株主還元策として配当を実施している。株主への利益還元を経営上の重要課題としており、配当については、強固な事業基盤の構築を行いながら、安定・継続的な利益成長と財務上の安全性、今後の事業環境等を総合的に勘案し、決定する方針である。具体的には、2025年4月28日開催の取締役会において決議した配当方針の変更に従い、連結配当性向30%以上を目途とした株主還元を目指しており、配当の回数については、中間配当を含めて年2回としている。
2026年3月31日を基準日とする1株当たり配当金は230.0円と、前期の170.0円に対して60.0円の増配となった。前期も70.0円の増配を実施しており、同社は株式上場以来、毎期増配を実施してきた。2027年3月期の1株当たり配当金は115.0円を計画している。ただし、2026年3月31日を基準日として、同日最終の株主名簿に記録された株主の所有する普通株式1株につき2株の割合をもって分割を実施したため、この影響を除けば前期と同水準となる。
株主配当に加えて、同社は2026年3月9日開催の取締役会において、株主優待制度の導入を決議した。具体的には、毎年3月31日を基準日として、同社株主名簿に記載または記録された株主に対して、SBI VCトレード(株)の口座で暗号資産XRPが受け取れるクーポンコード券を進呈する内容となっている。
具体的なXRP進呈については、保有株式数や保有期間に応じて異なる。保有株式数が100株以上1,000株未満の株主、または保有株式数1,000株以上で保有期間が1年未満の株主(2026年3月31日時点)に対しては、暗号資産XRPを2,000円相当受け取れるクーポンコード券を進呈する。これに対し、1年を超えて継続保有し、かつ保有株式数が1,000株以上の株主に対しては、8,000円相当のクーポンコード券を進呈する。ただし、XRPは暗号資産であり、価格変動により時価が変動する性質を持つ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 古川 聖治)
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