8月31日のニューヨーク外為市場でドル・円は159円90銭へ強含んだのち、159円60銭まで下落し、159円75銭で引けた。米イラン攻撃応酬激化で原油価格上昇に連れドル買いが優勢となった。ベッセント米財務長官の「日本政府・日銀は円を押し上げる措置を講じるだろう」発言を受け、日銀の追加利上げ観測に円買いが優勢となった。
本日9月1日の米ドル・円は方向感を探る展開か。先週末のウォーシュFRB議長のタカ派発言を受けたドル高の流れが続くかが焦点となる一方、日銀の早期利上げ観測による円買いも根強く、綱引きが続きやすい。1ドル=160円は引き続き節目として意識されるが、市場では従来ほど強固な介入防衛ラインではないとの見方も浮上しており、上抜けた場合の反応は読みにくい。日本の財政悪化懸念による円売り圧力も残る一方、当局者の相次ぐ発言をにらみながらの神経質な展開が続きそうだ。
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