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NYの視点:米9月FOMCは予想外のタカ派利上げ、ドル大幅続伸

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米連邦公開市場委員会(FOMC)は会合で政策金利(フェデラルファンドFF金利の誘導目標)を市場の予想通り0.25%引き上げ、3.75%-4.00%に決定した。2023年以降3年ぶりの利上げとなる。声明では、「インフレは依然高止まり」である一方、「経済活動は堅調に拡大している」「不透明性にもかかわらず、国内消費支出は弾力性がある」とした。利上げはより時宜を得たインフレの2%回復を支援するとした。

最近のインフレの上昇はサプライショックが要因であるため、利上げが必要ないとの見通しも少なくなかった。同時に、25ベーシスポイント(bps)ではなく、50ベーシスの大幅利上げを実施し、利上げ打ち止めすべきだったと、市場の評価は分かれる。

利下げを要請しているトランプ米大統領の支持を得ているウォーシュFRB議長は、利上げに難色を示し、利上げに踏み切ったとしても、声明や会見で、利上げ打ち止めを示唆する可能性も指摘されていた。さらに、ウォラーFRB理事やボウマン米連邦準備制度理事会(FRB)副議長が利上げに反対票を投じるとの憶測もあった。

しかし、全会一致での利上げ決定となった。また、ウォーシュ議長も会見で「インフレは過剰に長く、過剰に高い」とインフレが高過ぎるとの見解を表明。さらに、物価安定、最大雇用の2つの責務において、「インフレリスクは上向き、労働市場のリスクは均衡」と、「FRBは物価安定を優先する」と明確化した。「本日の決定は我々がインフレ抑制に真剣である事を証明」「物価安定は経済成長の基礎となる」と述べ、断固としてインフレ抑制に挑むタカ派姿勢を表明した。

連邦準備制度理事会(FRB)の金利予想では年内に少なくともあと1回の利上げを予想した当局者は16人だった。2027年、2028年の利上げ予想も大幅に高まった。想定外のタカ派利上げで、長期金利は上昇、ドルも一段高が予想される。

◇FRB当局者金利予想
2026: 4.1% vs 3.8% (6月)
2027: 4.1% vs 3.6%
2028: 3.9% vs 3.4%
2029: 3.6%
長期: 3.2% vs 3.1%

2026年
実質GDPP: 2.3% vs 2.2%(6月)
失業率: 4.1% vs 4.3%
PCEインフレ: 3.7% vs 3.6%
コア PCE: 3.4% vs 3.3%

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