[本日の想定レンジ]
21日のNYダウは360.21ドル高の52856.09ドル、ナスダック総合指数は278.04pt高の26702.86pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比235円高の65015円だった。22日は、米テック株高を背景に半導体・人工知能(AI)関連株中心に買い戻しの動きが想定される。21日の東京市場は、市場予想を上回る米スペースXの決算を背景に半導体・AI関連株中心に幅広い銘柄に買いが入り、日経平均は一時1300円超上昇する場面があった。しかし、米国で21日に発表されるメタ・プラットフォームズの決算などを見極めたいと考える投資家も多く、次第に様子見ムードが強まり、伸び悩む展開だった。ローソク足は、長いうわひげを伴う陰線を描き、上値の重さが意識された。また、5日移動平均線(64672円)を9営業日連続して下回る状況が続いており、売り手優位の展開が続いている。21日の米国市場では、主要株価指数はそろって上昇した。市場予想を上回る好決算を発表したスペースXやスーパー・マイクロ・コンピューターが上昇したことからAI投資の需要の強さに改めて関心が向かい、エヌビディアやアドバンスト・マイクロ・デバイセズなど他のAI関連株にも買いが入った。なかでもSOX指数は2%近く上昇したほか、ナイトセッションの日経225先物も65000円台を回復して終了しており、本日の東京市場はテック株中心に買い戻しの動きが続きそうだ。また、米国市場の取引終了後にメタ・プラットフォームズが決算を発表。市場予想を上回る良好な結果となり、時間外取引で3%近く上伸していることも投資マインドを上向かせる要因になるだろう。さらに、ロシア・ウクライナ和平交渉の進展期待から米原油価格が下落したことも支援材料になるかもしれない。ただ、米国とイランの戦闘終結に関する状況は依然不透明で中東情勢の先行き懸念は拭えないほか、メタと同様に好決算を発表したラム・リサーチやテスラは時間外取引で下落しているため、AI投資に対する先行き懸念も完全に拭えていないだけに、買い一巡後は戻り待ちの売りなどで上値の重い展開が予想される。上値のめどは、心理的な節目の66000円、25日移動平均線の66357円、心理的な節目の67000円、10月14日安値の67533円。下値のめどは、心理的な節目の64000円や63000円、9月14日安値の62726円、心理的な節目の62000円などが挙げられる。
[予想レンジ]
上限65500円-下限64500円
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