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慢性的なストレス・占い

外界からのストレスに対してカラダが身構える時、「カラダの盾」である肩甲骨があがります。 「いやだなぁ」というときには、右の肩があがり、「よし、相手になるぞ!」と鼻息が荒くなるときには、左の肩があがりやすいです。 

カラダに負担をかけるストレスですが、長期間にわたって同じストレスにさらされていると、感覚がにぶくなりカラダの負担を感じなくなります。 

ストレスによる負担がなくなっているわけではないので、カラダは常にストレスを抱え込んでいる状態で過ごすことになります。 

慢性的なストレスを抱えているのは、おなか

  • みぞおちが固い、押さえると痛い
  • 息が深く吸えない、意識して呼吸しないと息が吸いこめない
  • 腹筋が固い、下腹に贅肉がつきやすい、便通が悪い、ガスがたまる
  • つかれやすい、カラダを横にしたくなる、常にイライラしている

慢性的なストレスを抱え込んで過ごしていると、カラダも思考も柔軟性を失います。 うっかりミスや物忘れ、つよいこだわりや余計な心配を抱え込みやすいなと思ったら、お腹のこわばり具合を占ってみましょう。 

お腹のこわばり占い方法

わき腹の方から四本指をそろえて、指先で腹筋の脇から圧力をかける

  • 圧痛がある、固さやこわばりを感じる
  • ゴロゴロ音がする、便意を催す
  • 腰や足の方まで響く感じがする

たまったストレス解消法

壁にかかと・ふくらはぎ・ふともも・お尻をくっつけて、「プチ逆立ち」をします。 

余裕があれば、お尻も持ち上げて5分から10分ほど、足を上げ続けます。 

頭よりも足があがっているのがポイント。

頭がカラダの一番下にくる状態は、カラダにとっては非日常的で刺激的な新しいストレスです。 新しいストレスに対処しようとするカラダは、それまでため込んでいたストレスをこらえるのをやめます。 血流や自律神経の働きが刺激を受けると、内臓のはたらきも高まりやすく、内臓下垂や機能低下の予防にもなります。

image by: Shutterstock

 

『鍼灸師・のぶ先生の「カラダ暦♪」』 より一部抜粋

著者/のぶ先生
臨床歴20年の鍼灸師。東京都杉並区在住。「やさしい鍼」という流儀で治療を行っている。小学生の娘2人をもつ、子育て真っ最中のパパでもある。メルマガには季節にあった体に負担のかからない暮らし方、食事のとり方が書かれているので、そのとおりに過ごせば病知らずです。
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