行楽の秋から始める登山。初心者なら必携の「登山地図」その実力とは

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行楽の秋間近。「今年は登山を始めてみようかな」とお考えの方にお勧めしたいのが、無料メルマガ 『楽しい登山(初心者から子供・女性まで楽しめる登山を)』です。今回はすべての登山者必携の『登山地図』について詳しく紹介しています。

登山地図を買う 『山と高原地図』

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山と高原地図』シリーズ 昭文社

登山地図の定番『山と高原地図』。日本全国のエリアから選べます。ガイドブックから登りたい山を見つけたら、次はより詳しい情報を持った「登山地図」を入手しましょう。

「ガイドブックの地図でも充分では?」と思われるかも知れませんがそんな事はありません。ガイドブックの地図は、地図の範囲が基本的に狭いので登山にはおすすめできないのです。

例えばガイドブックの地図を使い、もし道を間違いその地図のエリアとは違う場所に行ってしまうと、自分の現在地を探すことが困難になります。そしてその先に避難できる山小屋があるかどうか、町に下りる道があるかどうか、それすらもわかりません。

またガイドブックの簡単な地図の場合、いくつかの登山道を省いているかもしれません。間違えて地図上にない道を曲がってしまうことも考えられます。

登山地図(『山と高原地図』)の内容

  • 標高
  • コースタイム(おおよその歩行時間)
  • 山小屋の位置と名称
  • テント場の位置
  • 水場の位置
  • 登山道、山、登山道上のポイントの名称
  • 危険箇所やコースの特徴
  • 山小屋の電話番号や営業時間
  • 交通機関の電話番号

などなど、地図だけではなく多彩な情報が詰められているのが登山地図です。もちろんガイドブックの地図に比べ地図のエリアも広く鮮明に描かれ、また標高ごとに山が色分けされているので、より詳しく自分の居場所や山の様子を知ることができます。

また山と高原地図には小冊子がついています。その小冊子には山のガイドから気象情報や動植物、様々な登山コースガイドなどが用意されているので大変参考になります。

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