そんな「文芸よりの哲学」ジャンルの中で「生きる意味ってなに?」「自分ってなに?」というテーマをとことん追求した、哲学のカテゴリーが存在します。
それは「実存主義哲学」といわれるものです。
「はぁ?実存主義哲学ってなんやねん、聞いたことないわ」と思った方でも「ニーチェ」って名前は聞いたことありますよね?
街頭アンケートで「知ってる哲学者いますか?」とアンケートを取ったおそらくダントツ1位に輝くであろう、哲学界の知名度抜群、センター性抜群の「ニーチェ」もこの「実存主義哲学」の哲学者なんですね。
実存主義哲学者には、キルケゴールやサルトル、ショーペンハウアー、ハイデガーなどなど…たくさんいます。
彼らは「有限である人生の意味」について一生をかけて考え抜いた哲学者たちです。
つまり実存主義哲学者たちの思想は「変わり者の天才たちが悩み抜いて発見した人生論」とも捉えることができるんですね。
また彼らの生きた時代は、さまざまな価値観が右往左往した「絶対的な正解がない時代」でもありました。
これは「どんな生き方もできる」現代とシンクロする部分があります。
mineでは、実存主義を中心に、古代ギリシャ〜近代までの哲学者たちの思想や言葉元に現代の悩みにそった解決策を紹介していきたいと思います。
人間関係の悩みを抱えた方、自分自身への嫌悪感や劣等感を抱えている方、不条理な出来事に心が挫折しそうな方、一度きりの人生を後悔せずに生きたい方、にむけた哲学コラムです。ご興味ある方は是非「著者フォロー」をよろしくお願いいたします。