家庭それぞれで子育ての方針は違うものですが、やはり共通して意識していることは、「優しく良い子に育てたい」ではないでしょうか。では、具体的にはどのようにすればいいのか…?子育てに今ひとつ自信の持てないお母さん、お父さんたちに是非読んでいただきたい内容です。メルマガ『そうだったのか! この違いがわかれば、きっと許せる「男女の違い105」』よりお送りいたします。
女の子を上手に育てるための3段階…ここがポイント!
おかあさん方から、男の子を育てるのは体力的に大変だけど、女の子の場合は精神的に大変だとよく聞きます。
また、おとうさん方から、「女の子はかわいいけど、どう接していいかわからない」とも。
男の子と比べると、女の子はしゃべり始めるのも早く、感情表現も豊かで自分の感情もはっきりと言いますから、かわいい反面、にくたらしいこともあると思います。でも、そのように発達も早く感情豊かなので、男の子とは少し違う配慮をするだけで、よく考え、愛情深いやさしい子になるようですよ~。
今回ももちろん、こうしろなどいうつもりは毛頭ありません(笑)
女の子が育つにも段階があり、その段階ごとに、押さえ処があるとわかっていただけたら幸いです。
また、女の子のことを知ると、妻(彼女)、女性の部下のことももっと理解できるようになるはず、です。(笑)
子育てが一段落ついた方も、自分はこうしてもらえなかったと思われる方も、どこかで役立てていただけると嬉しいです。
さて、今回のキーワードは、
【男の子は…】遊びたっぷりたっぷり
【女の子は…】愛情たっぷりたっぷり
今回も、参考にしていただけると幸いです。
女の子を上手に育てるための3段階とは?
今回は、以下の本の話と、女の子のおかあさんたちにもヒヤリングした内容とその他、何冊かの本からとなっております。
出典名: 女の子って、どう育てるの?
著者: 川井道子
出典名: 女の子の育て方~「愛され力」+「自立力」=「幸福力」。
著者: 諸富 祥彦
メルマガ66号で、男の子が大人の男になっていくために、「重要な3段階」と最重要人物を書きました。
それが、こちらです。
1)誕生~6歳まで……子ども時期
最重要人物 母親
2)6歳~14歳まで……少年時期
最重要人物 父親(それに変わる成人男子、以下父親で統一)
3)14歳~成人まで……少年~大人に向かう時期
最重要人物 信頼できる親以外の同性の大人
では、女の子の場合はどうか? やはり、大きく分けると3段階あるといわれています。年齢幅は若干前後がありますが、おおむね以下のようになっています。
1)誕生~6歳まで……子ども時期
最重要人物 母親、父親
2)6歳~12~14歳まで……少女時期
最重要人物 母親
3)12~14歳~成人まで……少女~大人に向かう時期
最重要人物 母親
時期は男の子とほとんど変わらないですが、最重要人物は違っています。そう、女の子の場合は、
「母親、おかあさん、ママ!」
なんですね~。
つまり、女の子の場合は、母親の影響大、ということなのです。どんなことなのか、見ていきましょう~。