美人東大タレントが伝授。夏休みの「帰省中」も集中できる勉強法

 

(1)スクショ勉強法

私が子どもの頃は、携帯電話もネットも今ほど発達していなくて、帰省中に勉強するには、重い参考書を何冊も持っていって、帰省先で参考書を開いて自習するのが通例でした。

しかし、これだけスマホやiPadなどのデジタル機器が進化して、勉強ツールが多様化してきた現代においては、文明の利器を活用しない手はありません。

オススメなのは、スマホやiPadのスクショ機能を利用した勉強です。私は最近、何か覚えたいものがあるとき、スクショを大活用しています。

スクショとは、スクリーンショットの略で、スマートフォンなどの画面を残して後から見たいときに、ボタンを押すだけで、画面がそのまま写真をとったように保存できます。

ネットで調べものをしたときに、その情報をわざわざノートにまとめるのは、ちょっと大変。文字をそのままコピーマシーンのように書き写すのは手間がかかるし、イラストは色や形など細部まで再現するように書き写すのは至難のわざ。

そんなときに、スクショしちゃえば、一瞬でノートにかわるデータが保存できます。書く時間が減らせて、時間の使い方の効率アップ

たしかに手を動かして書くことによって、記憶しやすくなるし、ノートでまとめれば一覧の全体像がぱっと分かりやすいというメリットはあります。

ただ私が思うのは、自分の手で書いてもスクショしても、結局は脳に残したもの勝ち。スクショでも、強烈なインパクトとともに情報をインプットすれば、手を動かして書いたのと同じくらい、あるいはそれを上回るくらいの記憶になる可能性はあるように感じています。

例えば、意味の分からない英単語をノートに単純作業で100回書き写した場合と、強烈な理由付けをもって意味を理解して英単語を一度で脳に刻んでスクショで残す場合と、どちらが1か月後に記憶が残っているでしょうか。おそらく後者ではないでしょうか。

ノートでも、スクショでも、繰り返し気軽に見かえすことができるので、反復学習にうってつけです。メリット・デメリットを天秤にかけながら、適した記憶法を選ぶのがよいかもしれません。

私は、記憶したい情報の種類によって、ケースバイケースで、自分の手を動かして書くのか、スクショするのか、選ぶようにしています。

自分の手を動かして書いた方が覚えやすい種類の情報というのは、例えば、漢字の書き問題や、数学や物理などの公式・計算問題です。こればっかりは、本番の筆記試験で出たときに、普段から手を動かして体で覚えていないと、すらすら本番で解けません。普段かく勉強は、本番の予行練習として大切。

一方、スクショした方が便利な種類の情報というのは、例えば、社会でも理科でもどんな科目でも、イラストで覚えたい情報。生物で出てくる人体のしくみなど、ビジュアルで理解した方が、本番でもその映像が頭に浮かんできて、問題が解きやすくなります。

最近、私がスクショして覚えたのは、クイズでよく出てくる、世界の国旗や、世界遺産の絵

スマホなら拡大縮小も自由自在なので、一枚はイラストのみの画像、もう一枚はそのイラストが何か分かるように言葉も含めた画像にして、違うトリミング範囲で2枚のスクショをとります。

画像フォルダを見返せば、指でシュッシュッと横に流していくだけで、とった画像が次々と出てくるので、単語帳かわりになります。一枚目のイラスト画像をみて、そのイラストが何をさすか答えを思い浮かべ、次の言葉つき画像をみて、答え合わせをする流れです。

このスクショ活用によって、あっというまに自分オリジナルの単語帳が完成!何度も何度もくりかえし使えるのが、いいところ。さらに、完全に覚えきったものに関しては、指一本で削除できるのも、いいところ。削除するのが不安な場合は、別のフォルダにうつしてもいいですね。

そうすれば、必要な情報だけが残って、うまく選別されて、自分がいつも間違える苦手なものだけがどんどん残っていって、自分にとってベストな単語帳が完成していきます。

どんな勉強をしていても、他の人は簡単に覚えられるのに、自分はどうしてもここが苦手だって思うところはあって、いつも間違えるポイントは同じだったりすることがあります。

同じ授業を受けても、同じだけ問題を解いても、そのあとの定着率や正解率は、個人差がどうしても出てきてしまいます。人によって、得意なジャンル、不得意なジャンルは違うからです。

だからこそ、自分の苦手ポイントだけを集めた情報集が、本番直前に見直す材料として最適だと思うのです。

スクショするだけで、自分の苦手ジャンルがぎゅっと簡単に凝縮できるなら、それを活用することによって、大幅に時間短縮できて、効率が上がります。

そして、もう一つの使い分けとしては、記憶したい情報が、短期記憶でいいのか、長期記憶がいいのかで、自分の手を動かして書くのかスクショするのか、選ぶようにしています。

例えば、試験本番まであと2~3日しかないという切羽詰まった状況では、スクショ大活用モードに突入します。試験直前だと、その時にちょっとでも目にしたり触れたりした情報が、頭のどこかに残っていて、本番でぱっと引き出せることがあるからです。

試験直前に、悠々とまとめノートなんて作っている時間はないし、ましてや、まとめノートを見返す時間すらもありません。結局ただノートを作ったという自己満足で終わってしまい、最大限のパフォーマンスを発揮できないのは、もったいない。

逆に、試験本番までまだあと何ヶ月もある状況では、後から何度も見返せるような、まとめノートを作って活用することがあります。

実際は、ノート1冊を使うことは少なくて、まとめファイルを1個つくって、好きな順番でファイリングしていきます。

しかも最近は、ノートに手書きすることも減って、パソコンのエクセルを活用してまとめる機会が増えました。パソコンだと、文字の入力が手書きより楽だし、文字がきれいで見栄えがいいし、あとから追加の情報を整理しやすいことがあるからです。

例えば、表にしてまとめたいときに、手書きだと順番が入れ替えられなくて、困った経験はありませんか。

「本当はこの列の下にもう一列つくって、そこに入れたい情報なのにな…書いた文字を消して、また書き直すのも面倒だし…」

「1枚のページに文字を追加で書き込みすぎて、新しい情報を書き込みたいのに、もうスペースがなくなってしまった…」

そういうノートの取り方をしていると、手書きノートを美しくまとめたい完璧主義なタイプだとしたらなおさら、なんだか気持ちがムズムズして、せっかく気持ちよく勢いにのっていた勉強の流れがプチストップしてしまうことも。

そんなわけもあって、パソコンでまとめた方が、ページの区切りも自由だし、行間のスペースも簡単に調整できるし、無限に情報を追加できるし、情報の整理に慣れているし、長期間にわたる勉強の場合はどんどん好きに情報を追加できるし、便利!

手書きノートか、まとめファイルか、パソコンでデータをまとめるか、個人によって好みがあると思うので、どれが最適かは個人によるでしょうし、あるいは、どれか1つに絞る必要もないので、状況によって使い分けて全部のスタイルをやるのもよいかと思います。

ただどのスタイルでも、繰り返し学習が効果的なのは、共通ではないでしょうか。試験まで半年あるとしたら、今やったことを半年後も覚えている保証はない。だから、何度もくりかえし見返して、体に定着させていくわけです。

半年もあったら、参考書10冊くらいは読破できるでしょう。半年後に、またさらに同じページ数を読み返すのは時間がかかって終わらないので、エッセンスのみを抽出して、まとめたものにおさめておけば、まとめたものをチェックすれば10冊読んだのと同じ状態に戻れます。

スクショだと、時間の系列にしたがって保存されていくし、それを整理すると時間もかかってしまうので、キーワードを一覧でぱっと思い出したいときなどは、自分の優先度でカテゴライズされているまとめファイルが便利だし、検索機能が使えるパソコンデータが効率的かもしれません。

スクショに比べて、まとめファイルやパソコンの方が、長期学習に向いているケースが多い印象です。

こんなふうに、状況に応じて、スクショ、まとめファイル、パソコンデータを使い分けると、勉強がはかどって、情報もすっきり整理できて、気持ちよく前に進めます。

スクショを活用した勉強法ならば、もう一つメリットがあります。なんといっても、持ち運びがラク!だという点です。

スマホあるいはiPadなどを持ってさえいれば、その中に大量のデータが入っているので、荷物が少なくてすみます。特に夏休みに出かける時などは、荷物が減るのはありがたい。

大量の参考書を持って行ったけれど、帰省先で団らんしていて、勉強する時間が思ったよりあまりとれなくて、結局1ページも開かずに終わった参考書もあったから、参考書を持ち運んだだけで重くて損した・・・なんてことありました。

帰省先に参考書を持って行ったことで満足してしまって、結局やる時間もなくて、気休めで終わってしまった経験。残ったのは、肩こりでした。

スクショ勉強法なら、そんな事態を防ぐことができますね。身も心も軽くスッキリしながら、ノリノリのやる気で、夏休みのチャンスにもどんどん勉強を進めていけたらいいですね。

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