いじめ探偵が告発する「いじめ防止法」座長試案の許せぬ改悪部分

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5月19日に放送のNHKスペシャル「いじめと探偵 ~行き場を失った“助けて”~」で、山口の大島商船高専のいじめ自殺事件をはじめ、いじめ被害者に寄り添い、問題を隠蔽しようとする者に対してはとことん詰め寄る姿勢が大反響となっている現役探偵の阿部泰尚(あべ・ひろたか)さん。そんな阿部さんが今回、自身のメルマガ『伝説の探偵』で、抜け穴だらけのいじめ防止対策推進法を改正すべき出された馳浩元文部科学相による座長試案のあまりの酷さを、痛烈に批判しています。

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いじめ防止対策推進法改正が暗礁に

いじめ防止対策推進法は平成25年6月28日に公布され、同年9月28日に施行となった。

いじめに対応する活動をする者として、いじめの定義や学校の責任などが書かれた法律があることはよりどころとなる事が多かったが、その一方で努力規定を理由に何もしない学校や法を逆手にとって隠蔽に走る教育委員会など、悪用されることもあった。

これまでも遺族会の働きかけや有志の活動によって、この法律は改正の機運はあったが、国会での法案の関係で改正されることはなかった。今期、超党派の議員らによって「いじめ防止対策推進法」は、改正あと一歩のところまできている

しかし、平成31年4月10日、超党派の国会議員の座長であった馳浩議員の座長試案によって改正に大きな影が落ちてしまった

まずは、即座にいじめで子供を亡くした遺族から一斉に反発が起きた、そして、専門家も超党派の議員として改正案をそれまで話し合ってきた議員たちも改正ではなく後退だと批判をしているのだ。

実は、平成30年12月6日の段階で、超党派の議員らは改正案の条文のたたき台(以下、「12月改正案」という)を作っていたのだ。この「12月改正案馳座長の試案の差はあまりに大きいものであった。もはや、馳座長の暴走とも言える試案の公表とも言える事態になっている。

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