あまりに多い嘘。探偵が調査で見抜いた高知小2水難事故の深い闇

2019.10.29
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4人のうち3人が支援学級に通っていたとされるが

それでも、4人のうち3人は支援学級に通っていたという事実もあり、世間的なイメージで、会話が成り立たないというようなイメージ操作がある。これは大きな誤解であり差別である。

まず、各証言や録音データなどから、多くの証言は、支援学級ではない子どもによる証言が中心になっている。また、優空君と一緒に遊んでいたとされるC君は、確かにコミュニケーションに難があるとされるが、他の子どもらとはよく遊んでいたし別段誰かに害を与えるようなことはしない優しい子だと多くの人が証言している。

そのほかの子どもは、確かに支援学級に通ってはいるが、多くの大人たちと普通に話をする子であり嘘も平気でつけたのだ。

例えば、彼らのことを色々な近隣住民に尋ねると、勝手に家に入ってきたとか、各家を回ってその家で遊んでいたということがわかった。自宅に家族がいるのに、昼時などで訪問中の家が食事の用意などを始めると、家に人がいないと嘘をついて食事をせがんだりしていたのだ。また、怪我をした小動物を助けてくれと頼まれた大人もいる。死の概念すらないという差別的な記事もあるが、そうではない証言は多いのだ。

当然に顔見知りは多く、イタズラなども多くするので、有名であった。

多くの近隣住民は記事に支援学級に通う児童だと書かれて、そうだったのかと知ったのである。

なぜ助けを呼ばなかったのか?

なぜ助けを呼ばなかったのかという疑問が生じる。

あたりは人通りはあり、周囲の家屋には人も住んでいるし、その時間帯には助けを求められれば、いつでも助けに行くことができる大人が大勢いたのだ。

しかも、その場にいた4人の子どもらは、多くの大人らと顔見知りであり、様々な家に勝手に上がって遊んでいたのだ。

さらに、その後、探しにきた優空君父に、遊んでいないと嘘をついているし、優空君の自転車を勝手に乗り回し、その間にクワガタ虫を探しに神社に行っている。さらに、優空君の自転車を家の裏に隠しているのだ。怖くなって嘘をついたとしても、用意周到に自転車を隠すことまでできようか。仮にできたとしても、なぜ自転車を隠す必要があったのだろうか

自転車を遺棄した場所

自転車を遺棄した場所

報道などでは、4人の子どものうち、泳げたのは少し重めの障害があったC君のみだとされているが、学校関係者や関連資料を見てみると、B君は20メートル程度であれば泳ぐことができたのであり、D君に関してはその父はカナヅチだったと証言をするが、ビート板を使えば、普通に泳げると子どもたちは話してくれた。「泳げないというのは変だよというのが彼らの感想だ。

いじめはあったのか?

いじめの有無において、いじめ防止対策推進法、いじめの定義からすると、優空君が心身の苦痛を感じていたであろう出来事は多く確認することができた。

優空君は上級生に自転車に乗ったまま蹴り倒されるという被害を受けていた。多くの子どもらがこの様子を目撃しており、止めに入った子もいた。

自転車の傷

自転車の傷

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また、事件当時一緒にいたD君から、「あっちに行け殺すぞ」と何度も言われていたという証言もあった。

子どもらの様子に詳しい人物らによれば、小1のA君と優空君は仲が良く、優空君はA君の面倒をよく見ていたそうだ。小3のB君とは、毎日のように喧嘩をするが、優空君が常に謝ってその関係を保っていたとのことであった。この3人と、他に近所に住んでいる同年代の女の子らはよく一緒に遊んでいたとのことだった。ここに、小5のC君が加わることが多かったようだが、小4のD君は子どもの足ではかなり離れた地域に住んでいるのに彼らのグループに途中から加わっていたとのことであった。

D君がグループに加わると、関係性が変わり、優空君はいちいち指示を仰ぐようにしていた。

もともとD君は、学校などでトラブルを起こしまくり近くに一緒に遊ぶ子がいなくなっていたということであった。すぐに暴れる、「殺すぞ」と凄むなど、大人でもあまり注意ができない子であった。

他にも優空君は近所に慕っていた先輩がいて、彼と一緒に下校するのを楽しみにしていたが、トラブルがあって、優空君はその日泣いて過ごしていたということであった。

この地域は小学校でも80人未満の児童数であり、学年関係なく近所の子と遊んだりする。当然、中学生もその中に混じることもあり、上級生下級生という垣根が小さいと言える。

また、優空君は小学2年生ながら、挨拶がしっかりできたり人懐っこい性格であり、多くの上級生や同級生から好かれていた。

優空君をよく知る子は、遠くからでもよく手を振ってくれたりして、可愛い子だったと話してくれた。

警察でもいじめについての有無を調べるということだが、その聞き込みの際に、一緒に遊んでいるからいじめではないという誤った固定観念があることがうかがえる。いじめの多くは、グループ間で起きるのであり、一緒に遊んでいるからいじめはないというのは、いじめの常識からすれば誤った判断だ。まずはよくいじめ防止対策推進法を読み、どういういじめがあるのか知るところから始めてもらいたい。

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