朝起きられないのは「夜の体温低下」のせい?鍼灸師が教える対策は

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朝晩涼しくなって、寝ている間に寒さを感じる日も増えてきました。体温が下がっていると朝起きるのが億劫だったり、午前中はなかなか活動モードにならないなんてことがあるようです。今回のメルマガ『鍼灸師・のぶ先生の「カラダ暦♪」』では、鍼灸師ののぶ先生が、そんな「目覚めにくい」カラダを目覚めさせる方法をアドバイスしてくれます。

朝起きられない

【涼しい夜】

日中気温が高いなぁと感じる日も、夜になると涼しさを感じます。油断して窓を開けて寝たりすると風邪をひいちゃうかもしれない。そんな涼しさを感じる夜は一晩かけて人の体温を奪います。

【朝起きられないのは体温低下】

夜寝ている間に体温が下がると朝になっても体の目覚めるスイッチが入りません。目が覚めても午前中はなかなか活動モードに入らずダラダラ過ごしてみたり。午後になるとようやくいつも通りという人は、やっぱり夜のうちに体温が下がっている。単なる寝冷えということもありますが、意外と運動不足で日頃から体温が低いということもあります。

【朝から体温を高める】

寝起きの体温低下を予防するには、日中から体をこまめに動かしておくこと。一日中血流を促す生活をすることで寝ているときも血行が保たれて起き抜けも温まって目覚めることができます。

運動するばかりじゃなく、カラダのこわばり取りを積極的にしておくことも効果的。徐々に涼しさを感じるころ。体は冷えを感じると固くこわばります。こわばるカラダは血行不良を起こすので、積極的なストレッチを日に何度か取り組むことで起き抜けの必要な血流を維持することがかないます。

手っ取り早いのは湯たんぽ。汗をかくほど熱いとかえって熟睡できません。ほんのりぬくもりを感じる程度の湯たんぽを抱えて寝ることで、寝ている間の体温低下を遅らせることがかないます。いつもより少し早めに目覚めることで体温低下を予防することがかないます。

image by: Shutterstock.com

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臨床歴20年の鍼灸師。東京都杉並区在住。「やさしい鍼」という流儀で治療を行っている。小学生の娘2人をもつ、子育て真っ最中のパパでもある。メルマガには季節にあった体に負担のかからない暮らし方、食事のとり方が書かれているので、そのとおりに過ごせば病知らずです。

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【著者】 鍼灸師・のぶ先生 【月額】 660円/月(税込) 【発行周期】 毎週金曜日

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