学問は役立たなければならない
本書の最後に江戸両国橋のたもとで講義をおこなっていた細井平州という学者が紹介されています。
細井平州は、学問は役立たなければならない、学問は相手に伝わらなければならないという考えのもとに、大道芸人の中に混じって講話していたというのです。童門さんは現代の細井平州になりたかったのではないかと思いました。
歴史とは面白いな!と思わせてくれる一冊です。これだけネタを集めるには、膨大なインプットが必要だと思いますが、そのエキスを教えてもらえるのはありがたいことです。
童門さん、良い本をありがとうございました。
【私の評価】★★★☆☆(78点)
<私の評価:人生変える度>
★★★★★(ひざまずいて読むべし)
★★★★☆(素晴らしい本です)
★★★☆☆(読むべき一冊です)
★★☆☆☆(余裕があればぜひ)
★☆☆☆☆(人によっては)
☆☆☆☆☆(こういう本は掲載しません)
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