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真実味増す「コロナ人為発生説」バイデンが武漢研究所を徹底調査する2つの思惑=澤田聖陽

なぜ欧米メディアは「武漢ウイルス研発生説」に舵を切った? 2つの理由

このタイミングで、なぜバイデン政権と大手メディアが武漢ウイルス研発生説に大きく舵を切ってきたか。その理由として、以下が考えられます。

・武漢ウイルス研発生説のかなり信ぴょう性の高い証拠が出てきた
・政治的に中国を叩きたい世論になっており、そのために武漢ウイルス研発生説を蒸し返した

個人的には、このどちらの要素もあるのではないかと考えています。

証拠はもう隠蔽済み?それでも政治利用したい米国政府

一部の報道で、感染が拡大する前の2019年11月に武漢ウイルス研究所に所属する研究者3人が病院での治療が必要になるほどの体調不良を訴えていたという情報が出ていました。

状況証拠的には、武漢ウイルス研発生説の疑いがかなり強くなっていますが、決定的な証拠はあったとしてもすでに隠滅されているでしょうし、中国政府が自由に調べさせるわけもありません。

このままではずっと状況証拠はクロだが決定的な証拠がないという状況が続く可能性が高いわけですが、アメリカはそんなことは十分承知のうえで、政治的に利用しているのだと思います。

中国としては、ウイグルの件とコロナの起源が武漢ウイルス研究所ではないかという点を追及されるのが一番嫌なはずで、ここを突くことで対中外交を優位に進めようとしているのだと思います。

オバマ政権、武漢ウイルス研究所に資金援助か

しかしながら武漢ウイルス研究所からコロナウイルスが流失したという件についてですが、実はオバマ政権下で国立アレルギー・感染研究所(NIAID)のアンソニー・ファウチ所長(博士)が主導して武漢ウイルス研究所へ資金援助をおこなっていたという話があります。

アメリカ国内でのウイルス研究に対する規制が厳しくなってきたことで、ウイルスの「機能獲得研究(病原体を遺伝子操作して病原体が持つ機能を増強したり、 病原体に機能を付加したりする研究)」を武漢ウイルス研究所に委託していたという疑惑です。

アメリカ国内では危険が大きすぎるので禁止されたが、研究を進めたいファウチ所長が武漢ウイルス研究所に研究を委託したと言われています。

今のところ決定的な証拠もなく、陰謀論のような話に思われがちですが、個人的には結構信ぴょう性が高いのではないかという気もしています。

Next: 外交のネタに使われるコロナ。米中のつば迫り合いは当面続く

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