今週の1枚:米国の主要経済指標の推移(季節調整済値)
先週発表された米国の12月分の経済統計では、1月18日(水)発表の小売売上高(前月比は11月が0.6%減から1.0%減に下方修正されたうえ、12月分は事前予想の0.8%減に対し1.1%減)や鉱工業生産(前月比は11月が0.2%減から0.6%減に下方修正されたうえ、12月分は事前予想の0.1%減に対し0.7%減)が弱く、市場には米景気についての警戒感が広がった。
実際に米国の主要な経済指標を長期的に眺めると(図)、先行して大きく悪化していた住宅関連統計だけではなく、前述の小売売上高や鉱工業生産などひところまで堅調だった指標も、徐々にピークアウトの様相が明らかになりつつある。 ※本記事は有料メルマガ『馬渕治好の週次メモ「時の花」』2023年1月23日号の一部抜粋です。毎週いち早く馬渕氏の解説をご覧いただくには、今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。本記事で割愛した項目もすぐ読めます。
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馬渕治好の週次メモ「時の花」
馬渕治好の週次メモ「時の花」
』』(2023年1月23日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による
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