基本は変わらない
私たちは今回のアニュアルレポートを読んで、本質に立ち返ることも必要だと思います。
暴落はいずれは来るものです。
大事なことは暴落が来た時にどうするかということで、そこで慌てて売ってしまうのは最悪の選択だということです。
バフェットの教訓としては、暴落はチャンスで、その時に「永久的なの堀」を持っている素晴らしい企業を買えば、長期間の中でやがて資産は増えるだろうということです。
これだけ上昇が続くと、基本的な教訓を忘れがちです。
ただ、バークシャーの現金は過去最高に積み上がっています。
収益機会が見つからないとも取れますし、下がった時に大きく動くつもりなのかもしれません。
このあたりを注視しながら長期的な目線で考えていきましょう。
投資をしているといろいろなことがありますが、無茶な投資をしたり、浮かれて一気に資産を溶かすようなことは決してしないようにしましょう。
10年後も大丈夫だと思えるものを買って、それを持ち続けるということを忘れずに投資を続けていきましょう。
(※編注:今回の記事は動画でも解説されています。ご興味をお持ちの方は、ぜひチャンネル登録してほかの解説動画もご視聴ください。)
※上記は企業業績等一般的な情報提供を目的とするものであり、金融商品への投資や金融サービスの購入を勧誘するものではありません。上記に基づく行動により発生したいかなる損失についても、当社は一切の責任を負いかねます。内容には正確性を期しておりますが、それを保証するものではありませんので、取り扱いには十分留意してください。
『
バリュー株投資家の見方|つばめ投資顧問
バリュー株投資家の見方|つばめ投資顧問
』(2024年3月9日号)より
※記事タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による
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【毎日少し賢くなる投資情報】長期投資の王道であるバリュー株投資家の視点から、ニュースの解説や銘柄分析、投資情報を発信します。<筆者紹介>栫井駿介(かこいしゅんすけ)。東京大学経済学部卒業、海外MBA修了。大手証券会社に勤務した後、つばめ投資顧問を設立。