神戸物産<3038>
フランチャイズチェーン展開する「業務スーパー」では、プライベートブランド(PB)商品の値ごろ感を武器に「節約志向」の消費者を取り込む。円安で仕入れ値が上昇するなかでも、商品価格の値上げで吸収してきた。
収益源の多様化を狙い、総菜店やビュッフェレストランの事業を拡大する。総菜屋『馳走菜』は業務スーパー内に出店進めて集客力向上。24年10月期の上半期(11~4月)の純利益は、上半期として過去最高を更新。通期では、売上高が前期比7.9%増の4980億円、営業利益は同0.9%増の310億円、純利益は同4.6%増の215億円と過去最高を見込んでいる。FC展開を進め26年10月期までに3割増やし累計200店舗を目指す。

神戸物産<3038> 週足(SBI証券提供)
株価は、一目均衡表の週足「雲」を上抜けてきており、近い将来、週足のMACDがプラス圏に浮上してくる公算が大きいと見られる。
セリア<2782>
物価高でも100円(税抜き)均一価格を堅持。競合大手が300円、500円といった高価格帯を交えた店舗展開を進めるのを横目に独立独歩路線を貫く。
既存店の客数堅調で、日用品や化粧品の販売好調が続く。円安逆風でも原価抑えた商品開発で粗利率上向く。24年3月期の売上高営業利益率は6.8%まで低下(21年3月期は10%超)したが、同業代謝に比べると突出して高い。徹底したデータ分析による商品管理が要因。
25年3月期は、売上高が前期比4.8%増の2328億円、営業利益は同0.1%減の151億円、純利益は同1.3%増の99.5億円を見込んでいる。円安下でも100円(税抜き)均一価格を堅持して耐え忍んだことを考えると、円高メリットの貢献度は大きいと見ておきたい。

セリア<2782> 週足(SBI証券提供)
株価は、7月31日に年初来高値を更新し、目先はやや調整含みながら、基本的には強気基調が続くと見られる。