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【速報】株式会社キッズスター(248A)新規上場記者会見

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株式会社キッズスターの東証グロース市場上場を記念した記者会見が行われ、代表取締役の平田全広氏が、同社の強みや今後の戦略について説明しました。

ビジョンと使命

平田全広氏:私たち、株式会社キッズスターは「子どもと社会の距離をより近づける」ことを目指しています。夢中になって成長し続ける子どもには、世の中を変えていく力があると思っています。

私たちの使命は、子どもたちが自分の好きなことを通じて成長し、なりたい自分に向かって学ぶ環境を整えることです。この考えを全社で共有し、活動に取り組んでいます。

事業の説明

主力事業である「ごっこランド」は、企業の仕事や社会体験をゲーム形式で疑似体験できるアプリです。ユーザーは完全無料で遊ぶことができ、企業は2,000万回以上利用されるプラットフォームに、パビリオンというかたちで出店が可能です。現在、78社がこのアプリに参画しており、定額制での契約を結んでいます。

また、「ごっこランドEXPO」として、リアルな体験イベントも実施しています。全国のショッピングモールなどで、オリジナルのワークショップを開催しています。参加企業や施設からも高い評価を得ており、今後の拡大を計画しています。

アジア市場における成長戦略

アジア市場での成長を見込んでおり、2023年8月にはベトナムに展開をしました。この展開により、アプリは100万ダウンロードを超え、企業の参画も増えています。今後はインドネシアへの進出も視野に入れています。

キッズスター社の強み

弊社の強みは、ユーザー数700万ダウンロード、年間2億回以上の利用がある点です。口コミを基に成長してきたこのプラットフォームに78社の企業が参加することで好循環を生み出しています。

今後の展望と成長戦略の方向性

現在の業績は、国内の「ごっこランド」アプリの成長によるものであり、今後はリアルイベントの拡大や、ベトナム市場の収益化を進めていく予定です。今までの「ごっこランド」国内版に上乗せで成長させる伸びしろだと思っています。

中長期戦略

中長期的には、国内での「ごっこランド」の成長を維持しつつ、「ごっこランドEXPO」の拡大、アジア展開、特にベトナムの収益化とインドネシアでのユーザー獲得に取り組む予定です。

また、他社との協業も進めています。直近では、トヨタ社との共同プロジェクトを通じて、子ども向けの新たなコンテンツの研究開発に取り組んでいます。

長期的には、親向けの課金サービスを導入する計画もあり、子どもたちの利用データを分析し、その情報を提供することで新たな収益を見込んでいます。子どもは無料で利用できるポリシーを維持しながら、付加情報を提供し、親が価値を感じるサービスを展開する方針です。

私たちは子どもたちと社会をつなぐ事業を展開し、国内外での成長を目指しています。

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