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2025年もいよいよ後半戦へと突入し、7月相場がスタートしました。
本稿では、あながち馬鹿にできない金融市場のアノマリーや過去の為替変動データを解説。FX取引の参考にお役立てください。
地政学的要因と金融政策が交錯する年
本年は、2024年から継続している複数のリスク要因が市場の大きなテーマとなっています。米国の対外関税政策、ロシア・ウクライナ情勢、中東地域の緊張、主要国のインフレと政策金利動向など、多層的な材料が入り混じり、相場に影響を及ぼしている状況です。
さらに7月末には、日本銀行(BOJ)の政策決定会合と米連邦準備制度理事会(FOMC)が同日に開催される見通しであり、月末にかけては政策判断をめぐる価格変動リスクが高まりそうです。
注目アノマリー1|円安が進行しやすい月
7月は過去の統計から見ても「円安になりやすい時期」として認知されています。リーマンショックの前後の期間によって違いはありますが、2008年以前のデータでは7月の円安確率が約78%に達しており、リーマンショック後も過去25年間でおよそ60%という高い発生率を記録しています。
この季節性の背景には、株式市場の需給構造が関係しているとされます。6月決算企業やETFの決算があり、6月後半から7月前半にかけてリスク選好が強まりやすい傾向があるためです。
また、日本市場特有の「七夕天井・天神底(たなばたてんじょう・てんじんぞこ)」という相場格言も意識される時期です。これは、7月7日ごろに高値をつけ、24〜25日ごろに底打ちするというアノマリーで、いわゆる「夏枯れ相場」の始まりを示唆することがあります。
注目アノマリー2|米国市場におけるサマーラリー
米国では7月初旬の独立記念日(Independence Day)から9月初旬のレイバーデー(Labor Day)まで、夏季休暇モードに入ります。これに先立ち、米株が上昇しやすい期間(サマーラリー)が形成されることが多く、株価指数と為替市場が連動する場面も見受けられます。
2025年は7月4日(金)が独立記念日、9月1日(月)がレイバーデーです。この期間を挟んだ株式市場の動向は、為替相場にも波及する可能性があるため注意が必要です。
過去14年分の7月データ(米ドル/円・ユーロ/米ドル)
米ドル/円(USD/JPY)
2009年から2022年までの14年間における7月の平均変動幅は約473.81pipsでした。今年の6月はボラティリティが低下傾向にありましたが、例年の水準を踏まえると7月には再び5円前後の値動きを想定するのが妥当です。
ユーロ/米ドル(EUR/USD)
ユーロ/米ドルの7月における平均変動幅は約436.35pips。2025年の年初から上半期にかけて、ユーロ/米ドルのボラティリティは明確に増加しており、今月も同様のトレンドが継続する可能性があります。
7月のイベントスケジュール
インフレ動向に伴う金融政策の変化は、依然として為替相場のテーマとして注目されています。7月も主要国の政策金利&声明発表が多いので注視しましょう。
■7月8日(火)
13:30~RBA政策金利&声明発表
■7月9日(水)
11:00~RBNZ政策金利&声明発表
■7月24日(木)
20:00~TCMB政策金利&声明発表
21:15~ECB政策金利&声明発表
■7月30日(水)
22:45~BOC政策金利&声明発表
27:00~FOMC/FRB政策金利&声明発表
■7月31日(木)
時間未定~BOJ政策金利&声明発表
■8月1日(金)
21:30~米国雇用統計
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