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前場に注目すべき3つのポイント~買い一巡後はこう着感の強い相場展開に~

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9日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■買い一巡後はこう着感の強い相場展開に
■ファーストリテ、上方修正 営業利益6500億円←6100億円
■SCREENHD<7735>先進後工程に注力、売上高31年3月期めど6倍

■買い一巡後はこう着感の強い相場展開に

9日の日本株市場は、買い一巡後はこう着感の強い相場展開になりそうだ。8日の米国市場は、NYダウが270ドル高、ナスダックは104ポイント安だった。国内総生産(GDP)成長率見通しが引き上げられ、景気敏感株が買われた。また、トランプ米大統領が2027会計年度の国防予算を1.5兆ドルに大幅増額すべきとの方針を示したため防衛関連株への物色がみられた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比425円高の51615円。円相場は1ドル=156円80銭台で推移している。

日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まることが見込まれる。ファーストリテ<9983>が通期業績予想を上方修正したことが好感されそうである。指数インパクトの大きい銘柄であるため、同社が日経平均株価をけん引する形になるだろう。一方で、米国ではエヌビディアなどハイテク株の一角が弱い値動きだったこともあり、東エレク<8035>やアドバンテスト<6857>などが重荷になる可能性はある。

そのため、前日の大幅な下落に対する自律反発の動きも限られそうであり、3連休に入ることもあって次第にこう着感が強まることになるだろう。また、中国による対日圧力が増していることも、引き続き神経質にさせそうである。ただし、日経平均株価は前日の大幅な下げによってボリンジャーバンドの+1σ(51278円)を割り込んだが、同バンドを上回っての推移をみせてくるようだと、押し目待ち狙いの買いに向かわせよう。

また、日経平均株価が不安定な値動きのなか、グロース250指数は4日続伸で昨年11月半ば以来の700台を回復して終えている。個人投資家の買い意欲は強く、日経平均株価が買い一巡後にこう着感が強まる局面においては、中小型株での値幅取り狙いの動きに向かうことになりそうである。そのほか、米国同様、防衛関連への物色も意識されそうだ。

■ファーストリテ、上方修正 営業利益6500億円←6100億円

ファーストリテ<9983>は2026年8月期業績予想の修正を発表。営業利益を6100億円から6500億円に上方修正した。欧米を中心に海外のユニクロ事業が寄与しており、第1四半期の上振れ分を反映した。

■前場の注目材料

・NYダウは上昇(49266.11、+270.03)
・シカゴ日経225先物は上昇(51615、+425)
・為替相場は円安・ドル高(156.80-90)
・米原油先物相場は上昇(57.76、+1.77)
・高市早苗内閣による防衛費増額などの経済政策
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請

・SCREENHD<7735>先進後工程に注力、売上高31年3月期めど6倍
・河西工業<7256>舘林工場閉鎖、車内装品、国内拠点を再編
・伊藤忠<8001>石井敬太社長、国内新領域に成長投資
・丸紅<8002>英スニーカー社を買収、ライフスタイル事業強化
・ホンダ<7267>昨年の新車販売、「N-BOX」4年連続首位
・NTT<9432>NTT東日本、自動運転バス実証公開
・新東工業<6339>レーザー機拡販、テスト・受託設備増強
・川崎重工<7012>世界最大級の液化水素船を建造、JSEと契約
・渋谷工業<6340>独社と提携、高機能ガラス加工で半導体開拓
・NTT<9432>NTT東日本と西日本が専担組織、メタル移行、来年度着手
・富士電機<6504>汎用インバーター小型化、「2重定格」機能追加
・旭化成<3407>エレ30年度めど営業益2倍、AI・半導体向け攻勢
・東京ガス<9531>笹山晋一社長、海外で電力・LNG拡大
・神鋼商事<8075>田口金属と、アルミ再生で新会社、高精度選別し圧延原料に
・日本製紙<3863>八代工場に家庭紙製造ライン新設

☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:30 11月家計支出(予想:前年比-1.0%、10月:-3.0%)

<海外>
・10:30 中国:12月消費者物価指数(11月:前年比+0.7%)
・10:30 中国:12月生産者物価指数(11月:前年比-2.2%)

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