ドルの復権はあるか?
果たしてアメリカ経済はかつての圧倒的な強さを取り戻し、ドル基軸体制は安定を取り戻せるでしょうか。
もしアメリカの復権、ドルの復権があるならば、金価格は下がるはずです。でも今のアメリカを見ていると、逆に向かって動いているようにしか見えません。
では、アメリカに代わる覇権国が現れるのでしょうか。
確かに中国は一番近いところにいると思いますが、少子高齢化、社会保障の未整備、若年層の失業問題、貧富の格差拡大、地方政府の財政赤字拡大、国内のデフレ問題と世界へのデフレ輸出……まるで問題点のデパートで、今が国力のピークかもしれません。少なくとも人民元がアメリカにとって代わるとは思えません。
インドはじめアジア経済は成長を続けるでしょうが、基軸通貨になるほどの潜在力は感じられません。
このような点から近未来を考えるなら、いぜんアメリカ経済が先頭に立ちつつ、そこに中国やインド、ヨーロッパや日本と韓国、アジア諸国、中南米が続く形……言いかえれば、よく言われるように多極化時代です。
その結果として、世界の経済や通貨体制はより混沌の度合いを深めてゆくに違いありません。
これはさらなる金への信認の高まりで、そのあたりが向こう20年の金価格を予想する材料になるとはずです。
目先の金価格は少し早く上がりすぎるように感じていますが、長期的にみると上のようになる可能性が高いと僕は思います。
『一緒に歩もう!小富豪への道』(2026年1月30号)より一部抜粋
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による
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