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27日の米国市場ダイジェスト:米国株式市場は続落、イラン戦争長期化を警戒

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■NY株式:米国株式市場は続落、イラン戦争長期化を警戒

米国株式市場は続落。ダウ平均は793.47ドル安の45166.64ドル、ナスダックは459.72ポイント安の20948.36で取引を終了した。

原油価格の高止まりや年内の利上げ観測の浮上で、寄り付き後、下落。ミシガン大消費者信頼感指数が年初来の低水準となったため続落した。中盤にかけ、ルビオ国務長官が出席していた主要7カ国(G7)外相会合で記者団に「攻撃終了にはあと2週間から4週間要する」と発言すると、戦争長期化懸念にさらに売られた。終盤にかけて、下げ幅を拡大し、終了。セクター別では、エネルギーが上昇した一方、小売が下落した。

石油会社のエクソンモービル(XOM)やエネルギー会社のシェブロン(CVX)はそれぞれ原油高による収益増期待に上昇。フラッシュメモリ、半導体部品製造販売のマイクロン・テクノロジー(MU)やサンディスク(SNDK)は売られ過ぎとの見方やソニー幹部が市場のメモリー供給不足を指摘し、最低限の量確保のため交渉する意向を示しそれぞれ買い戻された。

サイバーセキュリティサービス会社のクラウドストライク・ホールディングス(CRWD)や同業のパロアルト・ネットワークス(PANW)は人工知能(AI)ツール「クロード」開発会社のアンソロピックが高度なサイバーセキュリティ機能を持つ新クロードAIモデルを開発中との報道で、競争激化を警戒し、それぞれ下落。

本年の連邦公開市場委員会(FOMC)投票権を有するフィラデルフィア連銀のポールソン総裁は中東紛争が成長とインフレの両サイドの新たなリスクになると警告した。

(Horiko Capital Management LLC)

■NY為替:イラン戦争長期化による原油高でインフレ懸念、年内米利上げ観測浮上でドル続伸

27日のニューヨーク外為市場でドル・円は159円42銭へ弱含んだのち、160円41銭まで上昇し、160円25銭で引けた。米・3月ミシガン大学消費者信頼感指数確定値が予想を下回りドル買いが一時後退したが、3月カンザスシティ連銀サービス業活動が予想外に上昇したほか原油価格の上昇でドル買いが再開。ルビオ米国務長官が攻撃終了まで、あと4週間ほどかかると発言し、NY原油先物が一時100ドルを上回るとインフレ懸念に長期金利が一段と上昇、ドル買いが一段と加速した。

ユーロ・ドルは1.1502ドルまで下落後、1.1547ドルへ反発したが再び売られ、1.1513ドルで引けた。ユーロ・円は183円87銭まで下落後、184円65銭まで上昇。ポンド・ドルは1.3332ドルまで上昇後、1.3260ドルまで下落した。ドル・スイスは0.7952フランへ弱含んだのち、0.7990フランまで上昇した。

■NY原油:堅調推移、時間外取引で100.54ドル

27日のNY原油先物5月限は堅調推移。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物5月限は、前営業日比+5.16ドル(+5.46%)の99.64ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは92.08-100.54ドル。イランは戦闘継続を表明しており、ホルムズ海峡の早期再開は実現困難との見方が多いため、通常取引終了後の時間外取引で100.54ドルまで値上り。その後は100ドルを挟んだ水準で推移。

■主要米国企業の終値

銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)

バンクオブアメリカ(BAC)  46.97ドル   -1.27ドル(-2.63%)
モルガン・スタンレー(MS) 158.39ドル  -4.84ドル(-2.96%)
ゴールドマン・サックス(GS)802.89ドル  -19.75ドル(-2.40%)
インテル(INTC)        43.13ドル   -0.97ドル(-2.19%)
アップル(AAPL)        248.80ドル  -4.09ドル(-1.61%)
アルファベット(GOOG)    273.76ドル  -6.98ドル(-2.48%)
メタ(META)           525.72ドル  -21.82ドル(-3.98%)
キャタピラー(CAT)      695.40ドル  -7.79ドル(-1.10%)
アルコア(AA)         58.41ドル   +0.81ドル(+1.40%)
ウォルマート(WMT)      122.89ドル  +0.71ドル(+0.58%)

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