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29日の米国市場ダイジェスト:米国株式市場はまちまち、原油高止まりで年内利下げ期待が後退

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■NY株式:米国株式市場はまちまち、原油高止まりで年内利下げ期待が後退

米国株式市場はまちまち。ダウ平均は280.12ドル安の48861.81ドル、ナスダックは9.44ポイント高の24673.24で取引を終了した。

トランプ大統領がイラン提示の和平案を拒否したとの報道でイラン和平合意期待の後退で、原油価格の一段の上昇が嫌気され、寄り付き後、下落。金利上昇も嫌気され、相場は終日軟調に推移した。連邦公開市場委員会(FOMC)が予想通り政策を据え置き3人の参加者が緩和バイアス文言に異議を唱えるタカ派な結果を受け金利先高観が一段と強まり、ダウは一段と売られたが、ハイテクが買われ、ナスダックはかろうじてプラス圏を回復し、まちまちで終了。セクター別では商業・専門サービスやエネルギーが上昇、家庭・パーソナル用品が下落した。

コンピューターハードウエア製品会社のシーゲイト・テクノロジー・ホールディングス(STX)は好決算を受け、上昇。フラッシュメモリ半導体のサンディスク(SNDK)、半導体部品のマイクロン・テクノロジー(MU)は連れ高となった。通信のTモバイル(TMUS)は第1四半期の決算が強く、業績見通しを引き上げ、上昇。コーヒーチェーン運営のスターバックス(SBUX)は売上高が予想を上回ったほか、通期見通し引き上げが好感され、上昇。半導体テスト製品メーカーのテラダイン(TER)は第2四半期の見通しが予想に満たず、下落した。

取引終了後、検索のグーグルを運営するアルファベット(GOOG)は四半期決算を発表。クラウドの伸びが強く、増配を発表し、買われている。ディスカウント小売、アマゾン・ドット・コム(AMZN)は売り上げが予想を上回ったが、資本支出の拡大が懸念され、時間外取引で売られている。

(Horiko Capital Management LLC)

■NY為替:原油高やタカ派FOMCでドル全面高

29日のニューヨーク外為市場でドル・円は159円80銭から160円47銭まで上昇し、160円42銭で引けた。米3月住宅着工件数や3月耐久財受注速報が予想を上回ったほか、トランプ大統領が米によるホルムズ海峡封鎖が長期化する可能性を示唆したため原油高で金利上昇に伴うドル買いが優勢となった。連邦準備制度理事会(FRB)は市場の予想通り政策金利の据え置きを決定も、一部のメンバーが緩和バイアスに反対を表明し、タカ派色が強まったため、ドル買いがさらに加速した。

ユーロ・ドルは1.1707ドルから1.1661ドルまで下落し、1.1675ドルで引けた。ユーロ・円は186円94銭から187円41銭まで上昇。原油高を受け円売りが強まった。ポンド・ドルは1.3513ドルから1.3458ドルまで下落。ドル・スイスは0.7887フランから、0.7925フランまで上昇した。

■NY原油:大幅続伸、時間外取引で上げ幅拡大

29日のNY原油先物6月限は大幅続伸。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物6月限は、前営業日比+6.95ドル(+6.95%)の106.88ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは98.42-108.49ドル。中東紛争の長期化が警戒されており、一時108.49ドルまで値上り。通常取引終了後の時間外取引で108.49ドルまで一段高となった。

■主要米国企業の終値

銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)

バンクオブアメリカ(BAC)  52.88ドル   +0.22ドル(+0.41%)
モルガン・スタンレー(MS) 187.08ドル  -3.28ドル(-1.72%)
ゴールドマン・サックス(GS)905.60ドル  -20.95ドル(-2.26%)
インテル(INTC)        94.75ドル   +10.23ドル(+12.10%)
アップル(AAPL)        270.17ドル  -0.54ドル(-0.19%)
アルファベット(GOOG)    347.31ドル  -0.19ドル(-0.05%)
メタ(META)           669.12ドル  -2.22ドル(-0.33%)
キャタピラー(CAT)      810.05ドル  -7.82ドル(-0.95%)
アルコア(AA)         62.46ドル   -0.71ドル(-1.12%)
ウォルマート(WMT)      128.01ドル  +0.42ドル(+0.32%)

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