13日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。引き続き米インフレ指標が注目され、引き締め的な金融政策への思惑からドル買い先行の見通し。ただ、157円台は日本の為替介入が警戒され、上値を抑制する値動きが見込まれる。
前日発表された米消費者物価指数(CPI)は総合、コア指数とも予想を上回って加速し、連邦準備制度理事会(FRB)の今後の引き締め的な政策への思惑から米金利高・ドル高に振れた。また、中東情勢の不透明感で原油相場は小高く推移し、ドル買いを支援。ユーロ・ドルは1.1720ドル付近に弱含み、ドル・円は157円70銭付近に浮上した。本日アジア市場もドル買いに振れやすい地合いが続いたが、ドル・円は157円半ばから後半で伸び悩んだ。
この後の海外市場は中東情勢や米インフレがテーマ。米国とイランの和平に向けた協議は進展せず、原油相場は高止まり。今晩の生産者物価指数(PPI)は前回を上回ると予想され、引き続きインフレ圧力が意識されやすい。長期金利は高水準を維持すれば、ドル買い地合いは継続。一方、14-15日に予定される米中首脳会談に向け人民元が小高く推移し、ドル高を抑制する要因に。また、日本の為替介入への警戒感からドル・円は157円台で上値の重い値動きに変わりはない。
【今日の欧米市場の予定】
・18:00 ユーロ圏・1-3月期域内総生産改定値(速報値:前年比+0.8%)
・18:00 ユーロ圏・3月鉱工業生産(予想:前月比+0.3%)
・21:30 米・4月生産者物価コア指数(予想:前年比+4.3%、3月:+3.8%)
いま読まれてます
記事提供: 
元記事を読む