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ソフトバンクグループの一段高を見極め

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 22日の日本株市場は、買い先行で始まることになろうが、買い一巡後はこう着感が強まりそうである。21日の米国市場はNYダウが276ドル高、ナスダックは22ポイント高だった。米国とイランがパキスタンの仲介で合意の最終案を完成させたと報じられ、戦闘終結期待から原油先物価格が下落。インフレ懸念が和らいだことで米長期金利も低下したことが買いに向かわせた。シカゴ日経225先物は大阪比650円高の62190円。円相場は1ドル=158円90銭台で推移。

 日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで売りが先行し61020円まで売られる場面もみられたが、米国市場の取引開始後は買い優勢の流れとなり、終盤にかけて62370円まで上げ幅を広げる場面もみられた。25日線(60590円)が支持線として意識される一方で、ボリンジャーバンドの+1σ(62190円)を捉えてきたことで、同バンドを明確に上抜けてくるかが注目される。

 昨日はソフトバンクG<9984>がストップ高まで買われ、1社で日経平均株価を800円超押し上げていた。ADR(米国預託証券)では6400円辺りまで上昇しているため、7日につけた年初来高値6424円が射程に入っている。高値圏での攻防となれば利食いの動きが意識される一方で、高値更新からの一段高となれば、先物主導でのインデックスに絡んだ買いが、日経平均型を押し上げてくる可能性がありそうだ。

 日中はイラン情勢に関する報道を意識した慎重姿勢も強まりやすく、買い一巡後は前日の大幅な上昇に対する利食いが入りやすい面はある。そのため、押し目狙いのスタンスに向かわせやすいだろう。物色は引き続き半導体やAI関連株に関心が集まりやすいほか、トランプ米政権は量子コンピューターを手がける9社に総額20億ドル(約3200億円)の資金を提供すると報じられている。これを受けて米国ではIBMが12%超の上昇となっており、東京市場においても、エヌエフHD<6864>やYKT<2693>、フィックスターズ<3687>など量子コンピューター関連に短期筋の資金流入が意識されよう。

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