ユーソナー<431A>
続いて、当社サービスの提供価値についてご説明します。我々が最も大切にしているのは、SaaSツールが管理目的のみに偏らないようにすることです。ツールが真に使い勝手の良いものであるか否かは、現場の方々がそのツールを使ってしっかり成果を上げられるかという点にかかっていると考えています。そのため、管理よりも実際の利活用に重点を置いていることが当社サービスの特徴です。
具体的な提供価値は記載の通り、大きく5点あります。1点目は「データ基盤の統合・活用促進」です。お客様が保有する、社内に分散したさまざまな法人情報を一元管理し、業務効率化を実現します。2点目は「ターゲッティング精度の向上」です。アプローチすべき最適な法人ターゲットを瞬時に抽出できます。3点目は「営業成果の最大化」です。見込み顧客の関心の兆しを捉え、適切な提案を最適なタイミングで行うことを可能にします。4点目は「新たな市場機会の発見」です。まだ見えていないアプローチ対象を、具体的な会社名としてリストアップする形で抽出できます。5点目は「リスク対応・ガバナンスの強化」です。インボイス制度への対応や、取引の可否をジャッジする反社会的勢力チェックなどにも、当社のデータベースが活用されています。
続きまして、サービス別の売上構成比についてご説明します。ここに挙げている数値は、すべて2026年12月期第1四半期の内容です。当四半期における売上高は2,092百万円となりました。そのうち、先ほどご説明した「ソナーサービス」に該当する売上高は1,764百万円です。さらにその内訳を見ると、契約によって継続性が担保されているストック売上が1,397百万円、フロー売上が366百万円となっています。このデータから読み取れる通り、当社はストック売上の割合が非常に高い点が特徴です。売上高全体に対しても8割近くをストック売上が占めており、極めて安定した収益基盤を実現しています。
当社が重要視しているKPIはこちらの一覧の通りです。この中でも特に注視しているKPIが2点あります。1点目は「ARR」です。こちらは2026年3月末段階で56.5億円となりました。前年の同じ時期である3月末と比較して20.6%の成長率を記録しており、順調に契約が積み上がっている状況が確認できます。2点目の重要なKPIは「チャーンレート(解約率)」です。現状は0.22%となっており、この業界内においても非常に低い水準に抑えられています。一度当社のサービスを導入すると、お客様がなかなか離れない、あるいは離れたくないと感じていただいている証拠です。現場でしっかりと成果につながっているため、やめる理由がないという好循環がこの低い解約率に表れています。契約が着実に積み上がる一方で解約は極めて低く抑えられているため、ビジネスの安定性が非常に高まっていることを、これらのKPIからご理解いただけると思います。
当社のサービスについて、さらに詳しくご説明します。まず「ユーソナー」に関してご説明します。ユーソナーの根幹をなしているのは、法人データベースのLBCです。このデータベースを活用することで、資料に記載しているようなさまざまな機能を具現化しています。
当社がLBCを構築する過程で培った名寄せやデータ構築のノウハウを、そのままお客様に提供しているサービスがユーソナーとなります。ユーソナーで実現できる具体的な機能としては、重複データの名寄せ、社内に散在するデータの統合および一元管理、顧客データへの属性情報の付与、企業情報の定期的な更新が挙げられます。これにより、顧客情報の入力負荷を軽減し、プロファイリング、顧客企業別の実績集計さらには企業グループ内の未取引先やマーケットシェアの把握や、新規のアプローチリスト作成まで幅広く対応できるようになります。
ユーソナーは単独で機能するものではなく、データ連携によって既存の他のSaaSプロダクトと組み合わせて機能するサービスです。こちらの図の通り、Salesforce、HubSpot、kintone、Microsoft Dynamicsなど、主要なSFAやCRMツールとはほぼすべて連携ができる体制を整えています。各種DXツール内にあるデータを整備し、定期的に更新した上で不足している情報を補完する。このようなアプローチにより、お客様のお使いのDXツールをより実効性の高い形で利活用できるよう支えるのがユーソナーの役割です。
ユーソナー株式会社:2026年12月期第1四半期決算説明資料文字起こし(5)に続く
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