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NYの視点:米6月雇用統計:消費者の労働市場への不安も残る

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米労働統計局が発表する6月雇用統計で失業率は4月と同様4.3%を維持、非農業部門雇用者数は+11.3万人と5月+17.2万人から伸び鈍化が予想されている。

また、雇用統計の先行指標のひとつ民間部門の雇用統計となるADP雇用統計の6月分は+9.8万人と3月来の低水準となった。コンファレンスボードが発表した6 月消費者信頼感指数で、エコノミストが雇用状況を判断するうえで注視している雇用が「十分」24 9と「困難」22.5の差は2.4と5月から一段と低下し、2021年以降ほぼ5年ぶり低水準となり、消費者が依然労働市場に不安を持っている証拠となった。

市場は労働市場の底堅さを示す雇用統計の結果を予想しているが、ネガティブサプライズは年内の利上げ観測を弱め、ドル売りにつながる。連邦準備制度理事会(FRB)のウォ―シュ議長は欧州中央銀行(ECB)フォーラムで、自身の会見以降、利回りが低下し、変動率も低下しているとしたほか、原油安によりインフレも鈍化傾向にあると、インフレ懸念を弱めた発言をした。

■6月雇用先行指標
●ADP雇用統計:・ADP雇用統計:+9.8万人(予想:+12万人、5月:+12.2万人)
●ISM製造業景況指数雇用:雇用:49.7(予想48.8、5月46.4)

●コンファレンスボード消費者信頼感指数

雇用
十分:24.9(24.8)
不十分:52.6(55.4)
困難:22.5(19.8)

6か月先
増加:15.2(16.6)
減少:25.6(27.0)
不変:59.2(56.4)

所得
増加:20.8(19.2)
減少:13.2(14.5)
不変:66.0(66.3)

■市場予想
・米・非農業部門雇用者数:予想:+11.3万人、5月:+17.2万人)
・米・失業率:予想4.3%、5月:4.3%
・米・平均時給:前月比+0.3%、前年比+3.5%、5月:+0.3%、+3.4%)

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