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今日の為替市場ポイント:積極的な仕掛け的な売買は手控えられ、方向感の出にくい相場が続きそう

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20日のニューヨーク外為市場でドル・円は158円47銭から159円18銭まで上昇し、159円09銭で引けた。原油高に加え、米先週分新規失業保険申請件数が予想を下回り労働市場の底堅さを証明、さらに、米8月フィラデルフィア連銀製造業景況指数や7月景気先行指数が予想を上回ったため金利上昇に連れドル買いが優勢となった。ベッセント米財務長官がインタビューで長期債買戻し拡大の可能性に言及し、一時ドル売りが優勢となったが、財務長官は同時に、米国経済が強く、「強いドル政策」維持を表明し、ドル買いが再開した。

本日8月21日の米ドル・円は方向感を探る展開か。前日の急落で節目の200日移動平均線に迫る場面もあったが、結局は同線を割り込まずに反転しており、下値の堅さが意識されやすい。一方、日銀の早期利上げ観測(9月会合が焦点)は根強く、円キャリー取引の調達通貨がスイスフランへシフトする動きも一部で観測されるなど、これまで円安を支えてきた需給構造にも変化の兆しがみられる。1ドル=160円が財務省の防衛ラインとして意識される水準に近づけば、為替介入への警戒からドルの上値は重くなりやすい。来週27~29日のジャクソンホール会議でのウォーシュFRB議長講演を見極めたいとのムードも強く、積極的な仕掛け的な売買は手控えられ、方向感の出にくい相場が続きそうだ。

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