■NY株式:米国株式市場はまちまち、ハイテクやインフレ緩和が支援
米国株式市場はまちまち。ダウ平均は443.87ドル安の50906.05ドル、ナスダックは63.53ポイント高の26861.07で取引を終了した。
コアPCE価格指数が安定し、年内の追加利上げ警戒感の緩和で、寄り付き後、上昇。原油高を受け長期金利が上昇に転じるに連れ、ダウは下落に転じた。ナスダックは10月利上げ警戒感の後退で終日堅調に推移し、まちまちで終了。セクター別では、ソフトウエア・サービス、テクノロジー・ハード・機器が上昇した一方、食・生活必需品小売が下落した。
オンライン小売のアマゾン(AMZN)やテクノロジー会社のマイクロソフト(MSFT)はアナリストの投資判断や目標株価引き上げで上昇。ソフトウエアソリューション・クラウドサービス会社コアウィーブ(CRWV)は、ネオクラウドで半導体エヌビディア(NVDA)のハードウエア、Vera CPU稼働で、上昇。鶏卵業者のカルメイン・フーズ(CALM)は第1四半期の純売上が予想を下回り、配当停止発表が嫌気され、下落。加工食品メーカーのコナグラ・ブランズ(CAG)は第2四半期の純売上2%減の見通しを示し、市場の予想を下回り、下落。
防衛会社のノースロップ・グラマン(NOC)は海軍が第6世代戦闘機製造で競合、航空機メーカーのボーイング(BA)と契約締結した事を受け、売られた。自動車メーカーのフォード・モーター(F)は最高経営責任者(CEO)がサプライヤー問題で第3四半期のF150ピックアップトラック生産が減少すると警告し、下落した。食品会社のゼネラルミルズ(GIS)は最高経営責任者(CEO)の即時交代発表が嫌気され、下落。
フラッシュメモリ、半導体部品製造のマイクロン・テクノロジーズ(MU)は取引終了後に決算を発表。売上高見通しが予想を上回り、時間外取引で買われている。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:米8月PCEコア価格指数が予想を下回る
30日のニューヨーク外為市場でドル・円は156円64銭まで下落後、157円53銭まで上昇し、157円45銭で引けた。
米8月PCEコア価格指数が予想を下回ったため、10月連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ観測後退で長期金利低下に伴うドル売りが優勢となった。その後、9月シカゴ購買部協会景気指数(PMI)の改善、原油価格の上昇で金利が上昇に転じるとドル買いが再開した。
ユーロ・ドルは1.1380ドルまで上昇後、1.1322ドルまで下落し、1.1329ドルで引けた。
ドイツの9月消費者物価指数(CPI)が3年ぶり最高に達し、ユーロ買いが優勢となった。
ユーロ・円は178円01銭へ弱含んだのち、178円57銭まで上昇。
ポンド・ドルは1.3311ドルまで上昇後、1.3255ドルまで反落した。
ドル・スイスは0.8321フランへ下落後、0.8362フランまで上昇。
■NY原油:反発、米イラン交渉の停滞で供給の不透明感が再燃
9月30日のNY原油先物11月限は反発。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物11月限は、前営業日比+1.16ドル(+1.30%)の90.54ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは88.59-91.93ドル。米国とイランの戦闘終結に向けた協議に目立った進展が見られないと伝わり、中東産原油の供給を巡る不透明感が改めて意識された。朝方発表の米週間石油統計でガソリン在庫が減少したことも買い材料視され、91.93ドルまで上昇した。通常取引終了後の時間外取引では主に90ドル台半ばを挟んだ水準で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 54.43ドル -0.53ドル(-0.96%)
モルガン・スタンレー(MS) 188.08ドル -4.68ドル(-2.42%)
ゴールドマン・サックス(GS)900.36ドル -15.88ドル(-1.73%)
インテル(INTC) 120.23ドル +4.30ドル(+3.70%)
アップル(AAPL) 333.02ドル +3.62ドル(+1.09%)
アルファベット(GOOG) 340.74ドル +3.42ドル(+1.01%)
メタ(META) 725.18ドル -13.61ドル(-1.84%)
キャタピラー(CAT) 810.79ドル -15.85ドル(-1.91%)
アルコア(AA) 42.00ドル +0.03ドル(+0.07%)
ウォルマート(WMT) 103.92ドル -2.88ドル(-2.69%)
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