性格は習慣そのもの
例えば、朝、会社に通勤するときに、電車のホームのどこに立ちますか。
先頭車両?2両目?何番目のドアの前?
自動車通勤の人は、会社に行く経路は決まっていて特に何も考えずに、いつもの道を走りませんか?
階段を下りる際の第一歩は右足ですか?左足ですか?昇るときははどうですか?
靴を履くときは、右の靴から履きますか、それとも左の靴から?脱ぐときはどうですか?
これらのことはほとんど習慣で行っていますから、階段を下りる際にどちらの足から先に下りるかをパッと答えられる人はいないと思います。
いちいち、「え~と、昨日は右足から先に下りたから、今日は左足を第一歩にしよう。いや、やはり右足かな?」などと1回1回考えている人は、まずいないでしょう。
このように我々の生活上では、ほとんど頭を使わずに習慣で行っていることが9割以上と言われています。考えずに行動するのは、その方が楽だからです。この9割が我々の習慣、無意識の行動になっています。
性格を変えるとは、この習慣を変えることです。
資産1億円に向けてその一歩が踏み出せない人、踏み出したもののなかなか進捗しない人は、その背後にある無意識の思考習慣は何か?を確認する必要があるのです。