スマートウオッチにタグ・ホイヤーが参戦で関連銘柄が盛り上がる！

一見企業に関係ないニュースでも、「風吹けば桶屋が儲かる」なんて言葉があるように、必ずその出来事に関連した会社が注目を浴びるもの。ということで、ここでは毎回1つのニュースをピックアップ。それに関連する注目の上場企業を紹介します！

タグ・ホイヤーがスマートウォッチを発売

 精密機器やバッテリーなどの企業に注目が集まる

アップルから『Apple Watch』の発売が予定されていますが、一流時計メーカーであるタグ・ホイヤーからもインテル・グーグルと提携し、スマートウォッチを発売することとなりました。

そこで今回注目したのは、精密機器やバッテリーなどの企業です。

音声認識サービスでは、NTTドコモの「しゃべってコンシェル」を手がけている「フュートレック」＜2468＞。高い翻訳技術を誇る「翻訳センター」＜2483＞。音声を文字に変換する技術に長ける「アドバンスト・メディア」＜3773＞などが上げられます。

そしてバンドやディスプレイなどに使われる素材では、石油や有機ELを扱う「住友化学」＜4005＞や「出光興産」＜5019＞、「双葉電子工業」＜6986＞などにも注目。

また時計内部の技術として、「リバーエレテック」＜6666＞、「村田製作所」＜6981＞、「大真空」＜6962＞などの水晶を扱う企業。半導体を扱う「ディジタルメディアプロフェッショナル」＜3652＞、「ローム」＜6963＞、「トッパン・フォームズ」＜7862＞、「タムラ製作所」＜6768＞といった企業は、どこの企業と組んで製品を発売するのか注目が集まることでしょう。

スマートウォッチ市場が活性化すればこの他にゲームメーカーからも、スマートウォッチ用のゲームアプリの開発も予定されます。先日、「ディー・エヌ・エー」＜2432＞と業務・資本提携を結んだ「任天堂」＜7974＞や「日本ファルコム」＜3723＞、「ガンホー」＜3765＞などにも注目です。

『Apple Watch』がきっかけになり、活性化してきたスマートウォッチ市場。2015年中頃は関連銘柄も盛り上がるのではないでしょうか。