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今は貧乏でも怯むな!株で勝つと決めた途端「退屈な日常」が輝く理由=鈴木傾城

あらゆる機会を見つけて優良企業の株数を増やす

長期投資をする場合は、その資金は生活費に使うものではないのだから、余裕資金で行う必要がある。

この余裕資金がいくら用意できるのかは人によってまったく違う。100万円の人もあれば1000万円の人もあれば1億円の人もある。

もし私ならどうするのか」という視点で言うと、もし私が仮に100万円から今の株式市場に乗り出すのであれば、私はその100万円をすべて1銘柄に集中投資する。

1000万円であれば3銘柄ほどに分散投資する。2000万円であれば5銘柄以上に分散投資する。4000万円以上であれば10銘柄に分散投資する。

それ以上分散投資したら目が届かなくなるので、4000万円以上はどんなに資産が増えても10銘柄程度しか持たないようにして、後はひたすら10銘柄の株数をじわじわと増やしていく

ところで、余裕資金が100万円であれば、配当が年3%としてもたったの3万円だ。それだとまったく増えた実感がないはずだ。どうするのか。

私なら、月1万円を積み立てた年12万円を別に貯める。そして、それを配当3%の3万円に足して15万円にする。それを疑似配当と考えると何と配当率は15%である。たった3年で資産は50%近く膨れ上がることになる。

この自己資金を配当と見なして足していく手法は、資産が増えれば増えるほど難しい手法になるので、資産が小さい人ほど実は金を膨らませるのは簡単であると言える。

だから、私なら嬉々としてそうするだろう。

暴落時に優良企業の株式を大量に買うという濡れ手に粟がなくても、優良企業の株式をしっかり増やしていくという手法はそれなりに報われる。

Next: 株のルールはたった1つ「売るな、増やせ」だ!

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