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ドル円は下げ止まりから111円50銭を目指すか?~各通貨ペンタゴンチャート分析=川口一晃

ユーロ/円(EUR/JPY) 下げ止まったの

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先週のレポートでは、ABラインに注目した。下値支持線として位置していたABラインを維持することで下げ止まりから落ち着いた動きになっていくことが期待されたからだ。実際には、ABラインを割り込み安値更新は続いた。しかし、下値支持線ACラインの上方で下げ止まり反発に転じている。

A点水準:約123円
B点水準:約130円75銭

今週のポイントは、下げ止まりから落ち着いた動きになるのか否かということである。

<あくまでも個人的見解>
B点に注目したい。先週末にB点が位置する時間帯に到達した。したがって、B点が位置する時間帯が変化日となり、新しい動きが出るのか否かがポイントになるからだ。つまり、上昇が加速するのか、それとも再び軟調な展開に戻るのか、ということである、

<トレンドのポイント(長期)>
下落トレンドの下落局面である。下値の第1メドとしては125円前後を考えたい。
上昇トレンドに転換する価格のポイントは赤丸水準の131円を終値で超えることだ。

<あくまで参考売買ポジション(短期)>
現在は、売りポジション。
買いポジションへの変更は、128円75銭を終値で超えることである。

<現在のシナリオ>
軟調な展開が続いている。下値支持線と期待されたABラインも割り込んでしまった。また、上値抵抗線BCラインも控えているからである。

<第2シナリオ>
下げ止まりから反発が鮮明になる可能性が出てきた。下値支持線ACラインが控えている。しかも、そのACラインの手前より上昇、つまり上放れてきているからである。

豪ドル/円(AUD/JPY) 上値は重たい

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先週のレポートでは、ACラインに注目した。上値の節目の水準であるACラインを超えていくことが出来るのか否かがポイントになったからだ。実際には、ACラインから下方に放れ、しかも下値支持線と期待されたBCラインをも割り込み、上値の重たい展開が続いている。
次の注目日は6月11日前後である。

A点水準:約84円50銭
B点水準:約79円50銭

今週のポイントは、上値の重たい展開が続くのか否かということである。

<あくまでも個人的見解>
CDラインに注目したい。上述したように、基本的にはCDラインを超えることが出来ない限り、上値の重たい展開が続くと考えられるからだ。

<トレンドのポイント(長期)>
下落トレンドの下落局面である。下値の第1メドとしては81円前後を考えたい。
上昇トレンドに転換する価格のポイントは赤丸水準の85円50銭を終値で超えることだ。

<あくまで参考売買ポジション(短期)>
現在は、売りポジション。
買いポジションへの変更は、83円15銭を終値で超えることである。

<現在のシナリオ>
上値の重たい展開が続いている。下値支持線と期待されたBCラインを割り込んでしまった。また、上値の節目水準であるACDラインから下方に放れてきているからである。

<第2シナリオ>
下げ止まる可能性が出てきた。C点が位置する時間帯を通過した直後より陽線が出現している。つまり、流れが変わった可能性がある。また、直近の安値の水準がp点及びq点の安値水準とほぼ同水準から反発に転じているからである。

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