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なぜNYタイムズは新聞のデジタル化に唯一成功した? 紙の売上がまもなく抜かれる

新聞ビジネスのデジタル化に唯一成功

前述のとおり、直近四半期の新規デジタル購読者は59万人で、2025年に購読者1,000万人の目標は前倒しで達成できそうだ。その際の海外からの購読者数は200万人を見込んでいるという(ちなみに、当初50万人のデジタル購読者を獲得するのに18ヶ月を要し、1,000万人計画を発表した際の有償購読者数は160万人だった)。

ニューヨーク・タイムズ紙では、3月から8月末まで社員全員がリモートワークとなっており、広告収入の減少も心配されるが、ジャーナリストやデジタル化を担当するエンジニアは増員を検討しているという。

また、新たなデジタル商品としてポットキャストの商品化も検討を進めているようだ。

新聞のデジタライゼーションに関し、世界的に見てもニューヨークタイムズが唯一の成功例のようにも思えるが、そのデジタル・ビジネスの状況に関して引き続き注目しておきたい。

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  • 順調なデジタル移行:NYタイムズ紙の定期購読者が600万人超:コロナウイルスも後押し(6/8)
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  • テレビ局が教育番組で在宅教育に参入(5/18)
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image by:Hadrian / Shutterstock.com
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※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による

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