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日経平均はまた上がる?「半値戻しは全値戻し」のもうひとつの意味とは=川畑明美

「半値戻しは全値戻し」という投資格言があります。コロナ禍で大きく下げた株価は4〜5月で回復し、直近では戻り切らないままにまた急落。投資家はどう行動すべきでしょうか。(『教育貧困にならないために』川畑明美)

プロフィール:川畑明美(かわばた あけみ)
ファイナンシャルプランナー。2人の子どもと夫婦の4人暮らし。子育てをしながらフルタイムで働く傍ら、投資信託の積立投資で2,000万円の資産を構築。2013年にファイナンシャルプランナー資格を取得。雑誌を中心に執筆活動を行う一方、積立投資の選び方と積立設定までをマンツーマンで教える家計のコーチング・サービスを展開している。

「半値戻しは全値戻し」の相場

「半値戻しは全値戻し」という投資格言があります。大きく株価が下がった後、下落幅の半分まで値を戻した相場は、今後もとの水準まで戻る勢いがあることをいいます。

まさに先週前半の日経平均株価は格言のように、ほぼ下落前の株価に戻ってきていました。

日経平均株価 日足(SBI証券提供)

日経平均株価 日足(SBI証券提供)

株価が戻ってきた要因を考えてみると、先進国を中心にコロナ感染拡大が一巡していると見えること。世界の主要国が大規模な財政政策を打ち出したのが早かったこと。などの理由が考えられます。

直近ではまた急落しましたが、マイナスの含み損を抱えていた方はひと安心したのではないでしょうか?

今後の株価のゆくえについては、多くのアナリストが予測しています。このまま株がが上がるという方もいますし、この先はまた下がると見る方もいます。

実はもうひとつの見方がある?

実は、前述の「半値戻しは全値戻し」の格言には、もうひとつの見方があります。

一度下げた相場が半分まで戻したら、欲張らずにそこで利益確定売りをした方がよい、という見方です。

慎重にいくのでしたら、欲張らずに利益確定することです。早めに手じまいするほうが良いのか、これからの上昇にかけるのか。その判断はプロでも難しいものです。

個人投資家に人気の投資信託「ひふみプラス」は、現金の比率を引き下げると月次報告書で公開しましたが、これ以上市場が上昇したら値上がり銘柄を中心に一部現金化するとコメントしたという記事をみました。
※参考:「ひふみプラス」現金比率一段と引き下げも警戒モード継続、「10%以下に下げない」 – モーニングスター(2020年6月9日配信)

運用のプロでも、警戒感を持って運用しているのです。

私たち個人投資家は、上昇にも下落にも対応できるようにしていれば安心です。個人的には、あまり欲をかかないほうがいいと思っています。

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image by:CatwalkPhotos / Shutterstock.com

教育貧困にならないために』(2020年6月9日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

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