コロナで日本経済の弱さが露呈
今回の生産統計は、日本経済の構造的な弱さを提示、自動車依存が崩れつつあることを示唆しました。
よい技術を持っていても、米国支配のもとでは頭を押さえつけられてしまうものも少なくないことは事実です。
高い技術を持ちながらいつになっても飛ばせられない三菱飛行機や、コロナに有効とされながらも米国医薬業界が立ちはだかって承認されない日本の抗ウイルス薬などがよい例です。
日本の場合は技術面の開発努力だけでなく、政治的な交渉力の弱さも、成長企業、成長産業の台頭を拒んでいます。
<初月無料購読ですぐ読める! 6月配信済みバックナンバー>
※2020年6月中に初月無料の定期購読手続きを完了すると、以下の号がすぐに届きます。
2020年6月配信分
- 崖っぷちの習近平政権(6/17)
- FRBが作ったドル安株高の流れに待った(6/15)
- 長期金利上昇を意識し始めた主要中銀(6/12)
- コロナで狂った中国の覇権拡大(6/10)
- トランプ「拡大G7」の狙いは(6/8)
- 準備不足の経済再開で大きな代償も(6/5)
- コロナより政権に負担となった黒人差別(6/3)
- 自動車依存経済に警鐘を鳴らしたコロナ(6/1)
※本記事は有料メルマガ『マンさんの経済あらかると』2020年6月1日の抜粋です。ご興味を持たれた方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。
<こちらも必読! 月単位で購入できるバックナンバー>
※初月無料の定期購読のほか、1ヶ月単位でバックナンバーをご購入いただけます(1ヶ月分:税込880円)。
2020年5月配信分
- 非効率のビジネスモデル(5/29)
- 再燃した香港での米中戦争リスク(5/27)
- 日本は反グローバル化への対応に遅れ(5/25)
- 日銀の量的質的緩和は行き詰まった(5/22)
- トランプ再選に暗雲(5/20)
- トランプ大統領、ドル高容認発言の真意は(5/18)
- 堤防は弱いところから決壊する(5/15)
- コロナの変革エネルギーは甚大(5/13)
- 株の2番底リスクは米中緊張からか(5/11)
- 「緊急事態宣言」延長で経済、市場は?(5/8)
- 敵を知り己を知らば百戦危うからず(5/1)
2020年4月配信分
- コロナ対応にも米国の指示(4/27)
- 原油価格急落が示唆する経済危機のマグニチュード(4/24)
- ソーシャルディスタンシングがカギ(4/22)
- ステージ3に入る株式市場(4/20)
- 「収益」「効率」から「安心」「信頼」へ(4/17)
- コロナショックは時間との闘い(4/15)
- 株価の指標性が変わった(4/13)
- 108兆円経済対策に過大な期待は禁物(4/10)
- コロナ恐慌からのV字回復が期待しにくい3つの理由(4/8)
- コロナを巡る米中の思惑と現実は(4/6)
- 働き方改革が裏目に?(4/3)
- 緊急経済対策は、危機版と平時版を分ける必要(4/1)
2020年3月配信分
- コロナ大恐慌(3/30)
- 大失業、倒産への備えが急務(3/27)
- 新型コロナウイルスと世界大戦(3/25)
- 市場が無視する大盤振る舞い政策(3/23)
- 金融政策行き詰まりの危険な帰結(3/18)
- 政府の面子優先で景気後退確定的(3/13)
- 市場に手足を縛られたFRB(3/11)
- コロナの影響、カギを握る米国が動き始めた(3/9)
- トランプ再選の真の敵はコロナウイルスか(3/6)
- 2月以降の指標パニックに備える(3/4)
- 判断を誤った新型コロナウイルス対策(3/2)
2020年2月配信分
- 世界貿易は異例の2年連続マイナス懸念(2/28)
- 政府対応の失敗で「安全通貨」の地位を失った円(2/26)
- 信用を失った政府の「月例経済報告」(2/21)
- 上昇続く金価格が示唆する世界の不安(2/19)
- IMFに指導を受けた日銀(2/17)
- 中国のGDP1ポイント下落のインパクト(2/14)
- 習近平主席の危険な賭け(2/12)
- 政府の「働き方改革」に落とし穴(2/10)
- コロナウイルスは時限爆弾(2/7)
- 鵜呑みにできない政府統計(2/5)
- FRBにレポオペ解除不能危機(2/3)
image by:josefkubes / Shutterstock.com
『マンさんの経済あらかると』(2020年6月1日号)より一部抜粋
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による
初月無料お試し購読OK!有料メルマガ好評配信中
マンさんの経済あらかると
[月額880円(税込) 毎週月・水・金曜日(祝祭日・年末年始を除く)]
金融・為替市場で40年近いエコノミスト経歴を持つ著者が、日々経済問題と取り組んでいる方々のために、ホットな話題を「あらかると」の形でとりあげます。新聞やTVが取り上げない裏話にもご期待ください。