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日経平均終値2万4105円、年初来高値更新で2年1か月ぶりの高値水準へ(11/5)

きょうの日経平均株価は前日比410円(1.73%)高の2万4,105円で取引終了。年初来高値を更新し、2年1ヶ月ぶりの高値水準となりました。(『ハロー!株式』)

日経平均株価終値は3日続伸、前日比+410円の2万4,105円

本日の日経平均株価は3日連続高。月曜日の318円高、水曜日の399円高、そして本日は410円高で2万4,105円と2万4,000円台乗せとなっています。

日経平均株価 日足(SBI証券提供)

日経平均株価 日足(SBI証券提供)

今年の高値1月20日の2万4,083円を上回り、2018年10月3日の2万4,110円以来、2年1ヶ月ぶりの高値水準です。3日間の上げ幅は1,128円となります。

昨晩のNY市場は大幅高。NYダウは367ドル高の2万7,847ドルとなり、昨日の554ドル高、そして一昨日の423ドル高に続いて3日連続の大幅高。これを受けて東京市場も朝方から幅広い銘柄に買いが先行。

民主党のバイデン氏優勢の中、上院は共和党が過半数を維持する見通しと報じられ、ねじれ議会によって民主党が掲げる巨大ハイテク企業への規制強化や薬価引き下げ、富裕層への増税などの実現は難しくなるという見方も買いを誘い、引けにかけて上げ幅を拡大しています。

業種別では、医薬品、精密、情報通信、電機、電力ガス、不動産などの上げが目立ち、一方で鉱業、保険、海運、鉄鋼、銀行、紙パなどは下げています。個別銘柄では、米大統領選挙で環境政策の強化を掲げている民主党のバイデン氏が優勢との見方から環境関連の政策が打ち出されるとの期待が高まり、再生エネルギー関連株が上昇。

太陽光発電工事を全国展開するウエストHDが285円高の3,510円、再生可能エネルギーの発電・開発・運営を手掛けるレノバが160円高の1,750円と大幅高となっています。

しょうゆ最大手でシェア約3割のキッコーマンが430円高の5,860円と大幅高。非開示だった21年3月期の連結経常利益が前期比0.1%増の391億円になる見通しと発表。8期連続で過去最高益を更新する模様であり、好感した買いが入っています。巣ごもりでタレやしょうゆなど家庭用が伸びています。

靴小売専門店最大手のABCマートが3日連続高、290円高の5,730円です。10月既存店売上高が前年同月比4.1%増となり、前年を上回るのは今年1月以来で売上げ回復を好感した買いが入っています。

その他、一押し銘柄の日本M&Aが320円高の6,430円、同じく検体検査機器のシスメックスが345円高の1万400円、5G関連でNECが260円高の5,680円、富士通は510円高の1万3,390円、乗り換え案内サービスを手掛ける駅探は48円高の532円と大幅高です。

本日の新高値銘柄は、エムスリー、味の素、MonotaRO、GMOペイメント、イビデン、オービック、ダイフク、日本電産、ソニー、TDK、富士急行…等々です。

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