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国内外の注目経済指標:米FOMC会合で0.25ptの追加利下げ実施へ

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12月8日-12日発表予定の経済指標予想については以下の通り。

■8日(月)午前8時50分発表予定
○(日)7-9月期国内総生産改定値-予想:前期比年率-2.0%
財務省が発表した7-9月期法人企業統計で金融・保険業を除く全産業の設備投資は前年同期比+2.9%と、やや低い伸びにとどまった。このため、7-9月期国内総生産(GDP)改定値は速報段階(-1.8%)から下方修正となる可能性がある。

■10日(水)午前10時30分発表予定
○(中)11月消費者物価指数-予想:前年+0.2%
参考となる10月実績は前年比+0.2%。インフレ率は中期的にやや上昇する可能性があるものの、国内需要が短期間で拡大する可能性は低いため、中国の物価上昇率は1%未満の状態がしばらく続く見込み。

■10日(水)午後11時45分発表予定
○(加)カナダ中央銀行政策金利発表-予想:政策金利の据え置き
雇用情勢は特に悪化していないこと、インフレ見通しが短期間で大きく変わる可能性は低いことから、カナダ中央銀行は政策金利の据え置きを決定する見込み。中期的なインフレ、成長率見通しが注目されそうだ。

■10日(水)日本時間11日午前4時結果判明
○(米)連邦公開市場委員会(FOMC)-予想は0.25ptの追加利下げ
ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は先月、労働市場の軟化を背景に、連邦準備制度理事会(FRB)は近いうちに再び利下げを行う余地があるとの見方を示した。インフレは一定水準を維持しているが、雇用情勢のすみやかな改善は期待できないため、12月利下げの可能性はかなり高いとみられる。

○その他の主な経済指標の発表予定
・8日(月):(中国)11月貿易収支、(日)10月経常収支
・11日(木):(豪)11月失業率、(スイス)スイス中銀政策金利
・12日(金):(英)10月鉱工業生産、10月商品貿易収支

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