[本日の想定レンジ]
13日のNYダウは119.38ドル安の46558.47ドル、ナスダック総合指数は206.62pt安の22105.36pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比365円安の53005円だった。本日は、原油高を受けたインフレ再燃が警戒されるなか、リスク回避の動きが続きそうだ。前週末は、原油輸送の要衝ホルムズ海峡の封鎖により原油市況の上昇が続くとの懸念から投資マインドが悪化し、日経平均は大幅に続落した。ローソク足は陽線を形成したものの、下げに転じた5日移動平均線(54055円)を大きく下回り、売り圧力の強さを窺わせた。前週末の米国市場は、中東での戦闘が続き、ホルムズ海峡が事実上封鎖され、供給混乱が長引くことへの懸念が広がるなか、主要株価指数は続落した。また、トランプ米大統領も13日、米メディアに対し、今後1週間でイランに対し激しい攻撃を行う計画だと語るなど、先行き不透明感が強まっている。こうしたなか、前週末のNY原油先物相場では、供給不安から買いが続き、1バレル=98.71ドルと、2022年7月下旬以来約3年8カ月ぶりの高値水準となった。本日の東京市場も、原油高を背景にしたインフレ懸念が相場の重しになりそうで、取り引き時間中としては、2月6日以来の53000円台割れも視野に入っている。ただ、このところの株価急落を背景に押し目を拾う動きも出てくるだろうが、中東情勢の先行きが不透明なほか、原油市況も上昇基調にあるだけに、これらを見極めながらの動きに変化はなさそうだ。一方、米国では16日、米半導体大手エヌビディアのAIカンファレンスが開催される。新製品動向や受注動向など良好な内容が出てくれば半導体関連株中心に出直るきっかけになる可能性があるだけに、投資家の関心が集まりそうだ。上値メドは、心理的な節目の54000円や54500円、55000円、下値メドは、心理的な節目の53000円や75日移動平均線(53007円)、心理的な節目の52500円などが挙げられる。
[予想レンジ]
上限53500円-下限52500円
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