fbpx

ソフトバンクG辺りの底堅さを見極め

マネーボイス 必読の記事



 4日の日本株市場は売り先行で始まり、売り一巡後は押し目狙いのスタンスに向かわせそうだ。3日の米国市場はNYダウが403ドル安、ナスダックは232ポイント安だった。トランプ米大統領は、目標達成まで対イラン攻撃を継続すると断固とした方針を示したため、中東危機の長期化や原油高を警戒し、NYダウの下落幅は一時1200ドルを超えた。その後、トランプ政権がホルムズ海峡のタンカー運航を巡り必要とあれば海軍が護衛すると発表したことで下落幅を縮める形だった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比815円安の55335円。円相場は1ドル=157円50銭台で推移している。

 シカゴ先物にサヤ寄せする形から、売り先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時53600円まで急落する場面もみられたが、米国市場が終盤にかけて下げ幅を縮め55320円で終えている。長い下ヒゲを残していることもあり、売り一巡後は一先ず目先底を意識した押し目狙いの買いを誘うことになるだろう。中東情勢の地政学リスクについては、楽観は禁物であろう。アラブ首長国連邦(UAE)がイランへの攻撃を検討していると関係者の話しとして報じられている。周辺国への紛争拡大によってリスク回避姿勢が強まりやすい。

 日経平均株価は売り一巡後に押し目狙いのスタンスとみておきたいが、戻りの鈍さが意識されてくるようだと、短期的に売り仕掛けの動きもあるだろう。また、米国ではAI進化による「AI脅威論」から売られていたソフトウエア株の買い戻す動きが続いている。指数インパクトの大きいソフトバンクG<9984>辺りが底堅い値動きをみせてくるようだと、センチメントを明るくさせてきそうである。

 そのほか、前日の東証プライムの騰落銘柄は値下がり数が9割を超え、東証33業種すべてが下落していた。リスク回避姿勢からインデックスに絡んだポジションを圧縮する動きとみられ、このインデックスに絡んだ影響を避ける狙いから、超低位株や中小型株での短期的な値幅取りの動きが活発化しやすいだろう。そのほか、3月19日に予定されている日米首脳会談に向けた政策に絡んだテーマ株への押し目狙いも意識されてきそうだ。
いま読まれてます

記事提供:
元記事を読む

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

MONEY VOICEの最新情報をお届けします。

この記事が気に入ったらXでMONEY VOICEをフォロー