[本日の想定レンジ]
8日のNYダウは12.19ドル高の49609.16ドル、ナスダック総合指数は440.88pt高の26247.08pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比825円高の63665円だった。
本日は、前週末の米ハイテク株高などを映して買い先行で始まり、日経平均は史上最高値を更新することが予想される。前週末は、急ピッチの上昇に対する反動から利益確定売りが優勢となり、日経平均は反落した。ただ、好決算銘柄への買いや人工知能(AI)の成長期待から半導体関連株の一角には押し目を拾う動きがあり、小幅な下げにとどまった。ローソク足は小陽線を形成。7日の大陽線の実体部分に8日のレンジが収まる陽の陽はらみを示現して、強い買いシグナルを発し、上昇基調の継続が想定される。前週末の米国市場は、「アップルの自社製品向け半導体の生産委託を巡ってインテルと暫定的な合意に至った」と米メディアが報じたことで、インテルが14%近く急騰し、他の半導体関連株にも買いが波及。ナスダック総合指数やSOX指数が過去最高値を更新した。本日の東京市場は米テック株高を背景に半導体・AI関連株中心に買い意欲が強まることが想定され、日経平均は心理的な節目の64000円台に迫る場面もありそうだ。また、イビデン<4062>や平田機工<6258>などインテル関連株にも買いが波及することが想定されるだろう。ただ、25日移動平均線(57531円)との乖離(かいり)率は9.01%と高止まりしているだけに、短期的な相場の過熱感が意識される場面もあり、利益確定売りに上値の重さが意識される可能性がある。また、8日には、米国とイランの間で再び軍事衝突が発生したほか、国営イラン通信(IRNA)は10日、イランとの戦闘終結に向けて米国が示した提案に対し、イランが交渉仲介国パキスタンを通じて回答したと報じた。これを受け、トランプ米大統領は10日、SNSで、回答を読んだとした上で「まったく受け入れられない」と反発するなど、中東情勢の先行きが依然として不透明なことも、相場の重しになることも予想される。上値メドは、心理的節目の64000円や64500円、65000円、下値メドは、心理的な節目の62500円や62000円、61500円などが挙げられる。
[予想レンジ]
上限64000円-下限63000円
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