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株式会社ケイファーマ:2026年12月期第1四半期決算説明会文字起こし(1)

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ケイファーマ<4896>

■決算を受けてのFISCOアナリストコメント
・高齢化社会での市場成長が見込める中枢神経疾患領域を重点領域として、企業とアカデミアで経験豊富なリーダーが先導して、世界の医療イノベーションに挑む慶應義塾大学発ベンチャー。主たる事業は疾患特異的iPS細胞を活用した創薬(iPS創薬)と、iPS細胞を活用した再生医療である。

・2026年12月期第1四半期の主要2事業のポイントは以下になる。
(1)iPS創薬事業
KP2011(ALS(筋委縮性側策硬化症)国内)フェーズ3に向けた準備が順調に進捗
*PMDA(独立行政法人 医薬品医療機器総合機構)との事前相談、治験届提出に向けた対応を推進
KP2021(FTD(前頭側頭型認知症))、KP2032(HD(ハンチントン病))フェーズ1/2に向けた準備が順調に進捗
(2)再生医療事業
KP8011(亜急性期脊髄損傷)企業治験の準備が順調に進捗
*治験薬製造のCDMO(医薬品開発製造受託機関)として、ニコン<7731>の連結子会社ニコン・セル・イノベーションを選定、治験プロトコールの策定作業の推進などを、また供給体制の構築(流通・保管等)としてアルフレッサホールディングス<2784>の連結子会社アルフレッサファーマを選定。
KP8031(慢性期脳梗塞)事業化に向けた取組みの開始
*企業治験開始に向けた共同研究契約の延長
なお同社が対象としている主な疾患の市場規模は以下となる(出所:同社資料)。
ALS(筋委縮性側策硬化症)国内250億円、北米8,250億円、欧州1,200億円
HD(ハンチントン病)北米3,150億円
亜急性期脊髄損傷 国内750億円
慢性期脊髄損傷 国内2兆2,550億円

・2026年12月期業績は、2026年2月12日に発表した会社計画で推移している。2026年12月期第1四半期業績は営業損失が2.37億円、四半期純損失が2.50億円となった。各開発パイプラインにおいて、全般的に計画通りに進捗している。

・各神経変性疾患が示す病態については一部共通した疾患メカニズムがある。このため同社では患者数が比較的少ない難治性疾患の創薬開発から、患者数の多い疾患の創薬開発を目指す「Rare to Common戦略」を推進している。大手製薬会社では費用対効果の観点で希少疾患の研究の優先度が低くなる傾向にあるが、同社は希少疾患の基礎研究を進めるアカデミアとの連携体制を活用することで希少疾患の創薬開発に取り組むことができるとしている。

株式会社ケイファーマ:2026年12月期第1四半期決算説明会文字起こし(2)に続く
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